愛するアンディの死因
それは自殺でした
半年ほど体調が優れなかったアンディ
昨年の8月に病院を訪れ検査を受けます
はい
そこで「後天性免疫不全症候群」と診断されます。
不治の病である エイズです
彼は同性愛者でも
ドラックで注射器を廻し打ちするような人でもありません
感染源が不明でした
もしかすれば
関係を持った女性からかも知れませんが
遺書に「思い当たらない自分が怖い」
と残されていました
とても注意深く
避妊や病気に関しては
とても神経質だったアンディ・・・
キャリアの間は病気を全く疑う事もしませんでした
体調を崩し本当に身体が辛くなって
病院へ行き発症が明確になりました
本来のHIVウイルスの潜伏期間は
数ヶ月~10年位と言われています
HIV感染の初期症状は、
・発熱
・関節痛
・のどの痛み
・筋肉痛
・リンパ節拡張
・発疹
なんだか風邪やインフルエンザに似た症状だそうです
このような初期症状は
感染から4~8週間後に3~5割程度の人に現れますが
大半の人はHIV感染の潜伏期間に自覚症状はありません
初期症状が現れても症状が激しい場合は病院で検査を受け
HIV感染がわかることもありますが
大抵の症状は1~2週間で自然と消滅するために気づかれないことが多いのです。
まさにアンディは潜伏期間には全く気が付かない状況だったようです。
免疫力の落ちた身体に別のウイルスが入り
肺炎を起こしたそうです
「こんな状態で自分に何が出来るのか?」
「これ以上よくなることはない」
そう綴られた遺書を見たとき
あたしは自分の力のなさに情けなくなりました
病を苦にした自殺
その選択をした彼・・・
もっとコミュニケーションを持っていれば・・・
そのままアメリカで生活していれば・・・
どうしてそんな状態に気付いてあげられなかったのか・・・
あたしの頭の中は色んな事がグルグルまわり
整理のつかない状態
アンディの死を知ったのは
彼がこの世を去って2日後でした
是までにないくらい動揺してしまい
飛行機のチケットの手配やら
わんこたちをどうやってペットホテルに預けたのか
成田空港までどうやって車を運転したのか
今でも思い出せません
なんとか葬儀には出られたものの
彼のいなくなったアトリエや自宅は
いつもと何も変わらず
待っていると
「Hi! Shiu!!」
と声が聞こえてきそうなほど
何も変わらない光景でした
アンディの苦しみや心の痛みを理解してあげられなかった自分が
何でも話してくれる状況を作ってあげられなかった自分が
今でも本当に疎ましいのです
でも
そんな思いに苛まれていても
前には進めません
前に前に
残された者は前に進まなくちゃいけないのです
そう
アンディはいなくなったのではなく
天に召された時から
立ち止まっているのです
前に進んでいくあたしの後姿を見守って・・・
まだまだ続くよー
読んでくれてあーりがーとさーんっっ!!