小さい頃は、あだ名が欲しかった
あだ名って程でもないが、小さい頃
やはりよく言われるのが
「エイチだからエッチ」
小学生の頃は、よくギャグとして使われていた
たぶん千回くらいは(笑)
まあ
だから、それで欲しかったってワケでもないけど
単純に、名前以外であだ名って「いつも」言われている感じ、そのカッコ良さがいいなあ!なんて思ってたのよ
俺は、あだ名は「貰えるもん」と考えていたのか
母に
「なんで?おれにはあだ名がないの?あだ名をちょうだい」
なんてねだっていた
母にあだ名を付けるのは、人だよ
なんて、当たり前の事を教えられたが
母「あだ名を付けてくれる友だちいないの?」
と、母の表情が少し
心配そうに見えた
当時、
俺は小学校一年
引越したばかりで、幼稚園からの友だちも居なく、ぶっちゃけ学校もつまらなかったよ
ただ、母の表情見たら
より、なんとしてもあだ名が欲しい!
なんて思った
あの時期、友だちも居ないし、母に気に入られたい一心でもあったかもしれない
ある日
ぼ♪っぼ♪っ♪ぼくらはテレビ探偵団♪
でお馴染みの番組「TV探偵団」
(一昔のアニメ等を調査~紹介する番組)
を見ていて
アニメ・漫画キャラクターのヒーロー
「エイトマン」が映されていた
こんなヒーローだけど
それを見て母がいう
エイトマンは、母の幼少の頃の憧れでありヒーローだったのとこと
よく見ていたのよね
とね、
俺は、コレだ!と思ったよ
次の日
学校からの帰り
すぐさま
「お母さん!おれ、エイトマンって呼ばれているよ!!」
あだ名が出来たよ!!
なんて報告したら
とても母は嬉しそうだった(笑)
もちろん、エイトマンなんて
言われるわけない
しかし母はそれを信じてとても喜んでくれて
俺も嬉しかった
したら
親戚やオジー、オバーにも
母はそれをペラペラ話す
嬉しそうにね
「この子、学校でエイトマンって言われているみたい(笑)ね?エイチ?」
エイチ「そ、そうだよ!おれ、エイトマンって言われているよ!」
これには良心が痛んだ(^_^;)
これ、ウチの母、天然なのか
何回も何回も話していた
ウチに友達とか遊びに来てもその話をする
もちろん、エイトマンって呼ばれてない俺はヒヤヒヤΣ(゚д゚lll)
まず当時の小学一年生が、
母が幼少の頃の白黒アニメヒーローなんてわかるはずがないよな(笑)
だから
今考えると、母は、このウソを初めからわかっていたかもしれない
ただ、友達が出来た事が単純に嬉しかったんだろう
だからあんな表情したのだろうな
なんて思う
最近、
嫁が子供を身篭ったよ
と報告したら
母、あの時と
全く同じ表情で喜んでくれた
あだ名じゃなく、
今度は俺たちが
本当に名前をつける
あの母親の表情を見て
このエイトマンの一件を思い出したのよね
今度、母にエイトマンの事を正直に話そうと思う
報告です
我が家庭に子供ができました


