日本の日常生活で知らないと損することをまとめました。

全てを利用できなくてもいいので、「これはできそう」と思える所だけでも使ってください。

かなり長いため重要な所だけ知りたい人は【簡易版】を見た方が良いでしょう。

■人間関係

 

他人に迷惑さえかけなければ何をやってもいいですし何を考えても自由です。

他人に迷惑をかけると自分も他人に迷惑をかけられて結果的に損になりやすいですし、止めた方が良いでしょう。

基本的には「相手の立場になって考え、やられて嫌なことは他の人にもやらない」を守ってください。

 

また自己犠牲にならない程度に「見返りを求めない小さな親切」をすると良いです。

人間は恩返しをしたくなる生き物ですし、もし何も返ってこなくても幸福度が上がる等のメリットがあります。

ただし人に自分の価値観や考えを無理やり押しつけるのは止めましょう。 アドバイス程度にしてください。

 

根拠のない自信や無駄なプライドは持たないようにしましょう。

謙虚にはかなりのメリットがあるので、最悪謙虚に振舞うだけでも良いのでやってください。

自慢すると嫌われますし、謙虚な方がむしろ周りから凄いと思われやすいです(ただし自虐はダメ)。

因みに、怒ったり焦ったりせず常に余裕を持った態度でいると凄そうに見えはします。

 

他人と比較して劣等感を感じる必要はないです。

自分にとって重要な分野ならその人を超えられるように努力し、どうでもいい分野なら気にするだけ無駄です。

困ったらまず自分で解決策を考え、難しいなら相談したり助けを求めたりしましょう。

 

◆友人

 

「孤独」はものすごく体に悪いので、少なくてもいいから親しい友人を作ってください。

(客観ではなく主観的な孤独が問題なので独りが好きなら問題ないです。 無理ならペットを飼いましょう)

仲良くなりたいなら(適度に)一緒にいる時間を長くする・その人に詳しくなる・似ている所を探す・

具体的に褒める・相手の目を見る(それが苦手なら口を見る)・笑顔・相づちを打つ・相手の言ったことを繰り返す・

相手と同じことをする・共感する・質問する等も効果的です。

また相手の話をしっかり聞くことは重要ですが、自分のこともある程度は話した方が良いです。

 

ただし、悪口・マウンティング・相手の意見を否定する・話を遮って自分が話す等は止めた方がいいです。

丁寧で穏やかな言葉を使い、挨拶・感謝・謝罪は素直にした方が好感度が上がります。

話かけてほしい時は作業に没頭したり下を向いたりせず目を合わせやすくしましょう。

同じ趣味を持った人と交流するのも効果的なので、その点は部活はかなり有効です。

 

どれだけ頑張っても自分の事を嫌う人や攻撃してくる人は必ずいます。

関わると自分にとってマイナスになりそうな人にはできるだけ近づかず、何かされてもスルーしましょう。

しつこい場合は録音など証拠をとってその人を止めてくれそうな所に訴えてください。

どうでもいい話は聞いているふりをすると良いです(スマホ等を見ながら聞くと相手は嫌な思いをしやすい)。

 

キャラを演じるなら「何のために演じるか」を明確にし、演じなくてもいい場所も作りましょう。

イライラするなどネガティブな感情が浮かんだ場合は、

「なぜそう感じるのか」を客観的に分析したり、紙に書いてその紙を捨てたり、

頭の中で復讐したり、別のことに集中して意識をそらしたりすると良いでしょう。

因みに普段ネガティブな人が無理にポジティブになろうとするのは逆効果です(シロクマのリバウンド効果)。

 

◆話し方

 

自分の意見を説明する場合は「結論→理由→(例→)結論」の順でジェスチャーを多用すると良いです。

相手の反応を見ながら話し、データや身近な例を挙げたりするとわかりやすいです。

緊張する場合は不自然じゃない程度に体を動かし、間を入れてゆっくり話しましょう。

また説得力を持たせたい場合、基本的には声を低めにしてゆっくり話す方が良いです。

 

キャッチコピーは短く、相手の利益になる事と意外性を入れましょう。

人間は「やると得」より「やらないと損」と言われた方がやる気になります(プロスペクト理論)。

重要な頼み事は相手の欲求に合わせてメリット・デメリットを説明し、YesNoではなくABの選択肢を提示して

「やるかどうかはそっちの自由」などと相手の自由意志に任せる発言をした方が成功率が上がります。

一度無理難題を頼んで断られてから本命を頼んだり金曜日の夕食の30分後に頼んだりするのも効果がありますが、

そこまでやっても頑固な人を説得するのはほぼ不可能なので諦めましょう。

 

皆が知っていることに関する話題を話すとスベりにくいです。

出来事を説明するときは相手の知っていることに合わせて時系列順に重要な部分だけ話しましょう。

なお日常生活では言葉の厳密さはあまりいらないです。 伝わればいいのでわかりやすさを重視してください。

嘘・誇張・断定はあまりしない方が良いですが、大半は真実を話し重要な部分だけ嘘をつくとバレにくいです。

逆に嘘を見破るときは変わった角度から質問して相手に考えさせるとボロが出やすいです。

 

◆子育て

 

結婚や出産はしてもしなくても幸福度の平均は変わりませんが(恋愛や結婚は義務ではなく権利)、

結婚するなら恋愛人数は少ない方が他の人と比較しにくい分幸せになりやすいです。

結婚する場合はパートナーの友人とも交友関係を持ちしっかりと考えて決断してください。

出産年齢が35歳を超えるとリスクがかなり高くなるので注意し、男性も育児に参加するようにしましょう。

因みに、男女の産み分けに科学的根拠はありません。

 

キラキラネームはつけず、粉ミルクより母乳で育て、読み聞かせ等で沢山話しかけると良いです。

また叱るときは子供に罪悪感を感じさせたり恥をかかせたりしてコントロールするのではなく、

共感して親は味方であると感じさせ、悪いことをした理由とその解決策を自分で考えさせましょう。

なお体罰は長期的にみるとメリットがないですし、法律で禁止されています。

 

因みに、性格は親が子供に与える影響よりも遺伝と友達が与える影響の方がはるかに大きいです。

子育ては気楽に、良い友達ができる環境を作ったり、過干渉を止めたり(本当にヤバい時以外は自由にさせる)、

(その子供の)欠点にも良い所があることを教えてあげると良いです。

性格分析をするなら無料のビッグファイブとVIA-ISを使いましょう。

 

■お金

 

「節約」でお金を貯め、「投資」でお金を増やせば、いずれ一生自由に暮らすFIREができます。

本気で節約するなら独身の場合2000万ぐらいあればお金のために働く必要はなくなり、

その後はやりたいことだけやって、やりたくないことはやらなくて良くなります。

(完全に収入をなくすには1年に必要なお金を求めてそれの25倍程度の金額が必要ですが、

多少働くならもっと少ない金額でも良いです(過去のデータ上なので絶対ではない))

 

◆節約

 

不必要な出費はせず、その金額を払う以上の価値があると思うものにお金を使いましょう。

これは価値観によっても変わりますが、ブランド物や高い美容院など見栄目的のものは必要ない場合が多いです。

自己投資は重要ですが大してお金をかけなくてもできるので、高額な情報商材も不要です。

生活必需品以外は欲しくなったらメモしておき、最低1日は経ってからもう一度考えると無駄遣いが減ります。

 

買う場合も値段が高いならメルカリや価格.com等を比較し、目的に合った物の中で安い物を買いましょう。

電灯はLED、家電は省エネ家電、シャワーは節水ヘッド、薬はジェネリックにすると安いです。

また家・車・奨学金・会社経営以外の借金(ローン)や分割払い・リボ払いは金利が高いので極力しないでください。

 

楽天の無料クレカ(VISA)を作り、できるだけクレカ(クレカ経由の楽天ペイ)の1回払いで決済すると得です。

(税金も一部は楽天ペイで払えます。またクレカが作れない人は楽天銀行デビットカードがいいです)

ネットの買い物やカード・口座作成等は条件を確認してハピタスを経由しましょう(それ以外のポイ活はコスパ悪い)。

1人1回しかできませんが、永年無料のカード・口座を沢山作ると数万円分のptが貰えます。

因みにTポイントを使い毎月20日にウエルシアで買い物をすると1.5倍買えます。

 

ふるさと納税は来年の住民税を前払いする代わりに返礼品が貰える制度で、働いている人なら大体やった方が得です。

まずは上限額を試算し、1万を超えたら楽天市場でふるさと納税をやってください。

お買い物マラソンかスーパーセール(複数のショップから買うとptアップ)の期間内で5か0がつく日に、

ふるさと納税の返礼品(上限額の少し下まで)と楽天市場だと安い物をスマホから買いましょう。

(返礼品のコスパが悪いと意味がないので米20kg1万円が良いです。 米が不要なら小分け豚肉やティッシュ等)

なお返礼品を5つ以内にしてワンストップ特例申請書を使うと楽ですが、

確定申告(所得税と住民税の申告、e-Tax等)や住民税申告(eLTAX等)をするならそちらで申請しないとダメです。

 

アマゾンで買い物する時は大型セール時にクレカを使い定期おトク便を利用すると得です。

(因みにこの記事で会社名は書いてあるのに買う場所が書いてない物は大体アマゾンで買うと安いです)

iHarbは20%OFF等の良いプロモコードがある時にお得な定期便を使い、商品が届いたらレビューをすると得です。

マイプロテインは公式LINEを登録しゾロ目の日等のセール時にコードを使うと得です(この3つはハピタス不要)。

なお定期便は要らなくなったら解除できますしペナルティもありません。 まとめて買って送料も無料にしましょう。

 

扶養家族がいたり生命保険や住宅ローンがある場合は年末調整(確定申告の会社員版)等で申請すると減税されます。

他にも前年より収入がかなり減った場合は住民税を減らせる等、申請すると使える控除や給付金は沢山あります。

社会は無知だと損するようにできているのです。

 

家・車・指輪・結婚式・披露宴・習い事・私立校・葬式・墓などはお金を沢山使うので、

これらを安くするか無くせばかなりお金が浮きます。

金銭的には借りると買うなら買った方が得、新品と中古(または型落ち)なら中古の方が得ですが、

持ち家は価値が年々下がりメンテナンスや税金でもお金がかかり投資額も減るので得するのに4,50年必要ですし、

住む人数が変わったり転勤になっても引っ越しにくくなり会社によっては住宅手当も失うので中古の賃貸が無難です。

 

賃貸でも年々家賃は下がるので数年おきに確認して管理会社等に家賃交渉しましょう(2~4月は避ける)。

また自分で壊してない物なら大家さんのお金で直せますし、直すのに時間がかかるなら家賃を下げられます。

何人かで一緒に住むと家賃や食費が安くなるので、実家に住むか同居すると得です。

持ち家なら太陽光発電は付けず、住宅ローンはモゲチェック等で比較して安い物を選びましょう。

(変動金利にして金利が4%以上になったら繰り上げ返済すると良いと思います)

なお都会なら車は大体不要ですが、必要な場合は新車やサブスクより中古車を乗り潰す方が安いです。

 

保険とはそもそも、大体損する(期待値1未満、そうでないと保険会社が潰れる)代わりに

万が一の時にお金が足らなくならないために入るものです。

よって民間の保険は火災保険・自動車保険(対人対物(無制限)のみ)・生命保険(貯蓄が少なく養う人がいる場合のみ)

以外は貯金や公的保険(自己負担3割、高額療養費制度、傷病手当金など)で賄えるので不要でしょう。

(貯金が少ないのに差額ベッドを使いたい人は医療保険もアリですが、保険で病気は治りません)

 

なお貯蓄型保険は手数料の高い投資信託と変わらないので掛け捨ての方が良いです。

不要な保険はすぐに解約し、必要な保険も割高な場合は優良なネット保険に変えた方が得です。

銀行や不動産、保険会社は結構黒いので、複数の会社を比較して相場を知りボッタクられないようにしましょう。

 

服はしまむら等の格安店で、

ベーシックな単色で装飾がなく自分のサイズに合ったものを試着してから数着買って着回すのが無難です。

靴は目的ごと(普段用、雨用など)に1足ずつあれば十分でしょう(手入れは面倒ならしなくてもいい)。

ただし重要な面接など好印象を与えたい場合は値段が高そうに見える服装(レンタルでも可)で行くと得です。

身だしなみや清潔感はかなり重要なのでしっかり整えましょう(ただしネクタイをきつく締めると頭が悪くなる)。

因みにマスクには病気対策(市販のマスクだとそこそこだが)の他、魅力が上がる効果もあります。

また沢山使う物は使い捨てではなくユニクロのエアリズムマスクのような洗えるものの方が安く済みます。

 

パソコンはWindows、スマホはAndroid、SIMは日本通信SIM等の格安SIMが安いですが、

具体的にどれが良いかは使い方によって変わるので自分に合った物にしましょう(電力・ガス会社やWi-Fiも同様)。

充電は機内モードですると早いですが、長時間0%や100%のままだと電池の寿命が減るので気をつけてください。

なお電子機器は水没してもしっかり乾かしてから充電する・電源を入れると8割復活します。

 

本や映画、音楽が好きなら年契約でアマゾンプライム、沢山本を読むならキンドルに入るといいでしょう。

他のサブスクやゲームの課金、外食やコンビニの買い物はできるだけ控え、いらない物はメルカリ等で売ると良いです。

昼食や飲み物も買わず、自炊弁当と水筒(中身は緑茶や水、夏は+氷)を持参した方が得です。

またNHKはテレビを持っていると契約の義務がありますが、しなくても大した罰則はありませんし、

契約して支払わなくてもほぼ確実に裁判にはならないので集金人は無視してもいいです(払うならクレカで年払い)。

ティーバーがあればそもそもテレビ自体いらないかもしれません。

 

もっと節約したい人はマネーフォワード等を使って家計簿をつけるのも良いでしょう。

ただし経験にお金を使うことも大事なので「旅行に行っても何も買わない」のはダメですし、

スーパーのはしごやエアコンを全く使わない等のコスパの悪い節約も止めてください。

また電車やバスをよく使う人はビッグカメラSuicaなど交通系クレカを使ったり定期券を買うと得ですが、

会社や学校のように頻繁に行く場所が家から遠いとかなりのデメリットがあります。

 

せどり等の普通の副業をしてもいいですが、節約という名の副業の方が簡単なのでまずは節約からやりましょう。

なお会社員が副業をする場合は年間20万まで確定申告は不要ですが住民税申告は必要です。

(住民税の申告方法を普通徴収にすれば会社に副業はバレません)

給与年収93万(都会なら100万)以下でバイトをすれば所得税も住民税も0ですが、それでも正社員の方が得です。

個人事業主なら経費を増やしたり青色申告を使ったりすると良いでしょう(沢山儲かるなら法人化する)。

 

◆投資

 

3か月~1年以内に使うお金は楽天銀行等のネットバンクに普通預金し、それ以外の貯金は投資に回した方が得です。

(大手銀行は定期預金でもネットバンクの普通預金より金利が低い上に手数料が高いです。

楽天銀行を使うなら楽天証券口座も作ってハッピープログラムやマネーブリッジ等を設定しましょう)

給料の受け取りが大手銀行限定の人はSBI銀行やau銀行の定額自動入金サービスを使うと良いです。

浪費癖がある人もこれを使い収入の一部を自動で別の口座に移しましょう(そういう人はクレカも作らない)。

 

今投資できる資金があるなら、(成長投資枠の)NISA口座(年間240万まで・合計1200万まで)

→(つみたて投資枠の)NISA口座(年間120万まで・合計は成長投資枠と合わせて1800万まで)

→特定口座(無限)の順で、ネット証券に入金して一括投資しましょう(つみたて投資枠はボーナス設定を使う)。

 

また毎月収入があるなら、使わない金額だけ(つみたて投資枠の)NISA口座(月10万まで)

→(成長投資枠)NISA口座(月20万まで)→企業型DC(月55000円、一部の会社員のみ)→iDeCo(職による)

→特定口座(無限)の順で積立投資すると良いです(NISA口座は一括投資で枠を使い切らない場合のみ)。

 

積立する場合は、毎月5万円まではクレカで積立するとポイントが貰えます。

マネックス証券が若干お得ですが、SBI証券や楽天証券でもいいです(NISAは1つの証券会社でしかできない)。

因みに企業型DCは会社でやるもので、手数料が安いまともな投信があればやった方が得です。

なおNISA枠が余ってるのに特定口座で買ってるなら売ってNISA口座で買い直すべきですが、

NISA口座で買っている物は新NISA口座で買い直す必要はありません。

 

銘柄は楽天証券なら「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」、

それ以外なら「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」で、買い方は金額買付の再投資型がいいです。

ただし5年以内に必要な金額分は「バンガード超長期米国債ETF(EDV)」を円貨決済の成行で買った方が無難です。

(5年以内に資産の大半を使う場合は投資額を減らした方が良いでしょう)

お金が必要になったら必要な金額だけ上がっている方を売ってください。

 

▼理由など

 

インフレを考えると銀行預金ではむしろ価値が減りますが、一部のまともな投資はほぼ確実に儲かります。

世界経済は成長しているので、沢山の会社に薄く広く投資する投信やETFの価値が上がるのは当然です。

(米国株の過去220年間のデータでも20年以上の長期投資なら必ずプラスになりました)

まともな投資は期待値が1を超えるので銀行や大学、国の年金も投資によって資産を増やしています。

株は暴落すれば資産が半分になることもありますが、

平均すると年10%弱増える(複利なので長期的にはかなり増える)ため焦って売ると損するので止めてください。

 

NISA、企業型DC、iDeCoは投資にかかる日本の税金が免除される制度です(本来は売却時に利益の2割)。

(iDeCoと企業型DCは60~75歳時に3つの方法で引き出せますがその際は税金がかかる場合があります)

また税金がかかる特定口座は源泉徴収アリだと税金を自動で引いてくれるので確定申告は不要ですが、

他に所得がなくて利益38万(都会なら45万)以下しか売らない年はナシに変更して申告しなくても良いです。

 

銀行や証券の窓口販売は人件費の分手数料が高いのにリターンはむしろ低いのでネット証券にしましょう。

なおeMAXISにはSlimアリとSlimナシという手数料しか変わらない商品があるので気をつけてください。

 

株やFXの短期売買・不動産は勉強等の時間が結構必要(勧められた不動産(特にワンルーム)はほぼボッタクリ)、

インバース(ベア)は短期売買用、個別株・テーマ型・仮想通貨・FX(ハイレバ、新興国)はリスクが高い、

優待株・高配当株・アクティブファンド・ロボアド・FX(先進国)・外貨預金・為替ヘッジありの物はリターンが低い、

ETFは少し面倒なので、楽でリスクリターンが良いインデックスファンド(投信の一種)の長期保有がオススメです。

 

債券・貴金属(金、銀、プラチナ)・リート(不動産投信)・バランス・分配金ありの物はリターンが低い、

日本株は優遇税制があるが少子高齢化や経済停滞で期待薄、新興国株は平均リターンは高いが低迷する時もある、

米国株は近年伸びたが伸びる国はコロコロ変わるため今後は不明なので、どこが伸びてもいい全世界株が無難です。

 

積立投資より一括投資の方が期待値は高く投資の短期の値動きを読むのはほぼ不可能なので、

できるだけ早く沢山買った方が得です(怖いなら投信は100円から買えるのでまずは少額から)。

そのため「ネット証券で全世界株のインデックスファンドを一括投資で買い長期保有する」のがベターですが、

暴落したら回復するのに長いと5年かかるので近々売る場合は保険として逆相関になりやすい物も買いましょう。

 

全世界株のインデックスの中でもオルカンは手数料が安く過去の利回りも良いです(これ1つで分散も十分)。

また株価暴落時に逆相関になりやすく利回りも高い物は米国の長期の国債なので、EDVが良いです。

(米長期債のまともな投信は今の所ないです。

なおEDV等のETFは分配金が出ますが勝手に税が引かれており、確定申告すれば一部を取り戻すことも可能です)

 

因みに他の物を買う場合、日本株ならiFree日経225、米国株・先進国株・新興国株・バランスならeMAXIS Slim、

債券ならSlim先進国債券、リートならSlim先進国リート、金ならSMTゴールド(ヘッジ無)がオススメです。

またレバレッジ(ブル)は2倍までなら長期的なリターンは上がる傾向があるので、

特定口座で買う分は地球コンプリートやauレバナスでも良いです。

 

なお「債券や金も組み合わせた方が良い」と言われることがありますが、

これらは「リスク=変動率」と考えた場合の話です。

投資をする目的がお金を増やすことならどれだけ変動しようが最終的なリターンが高ければ良いため、

「リスク=損失の可能性」となり変動率はあまり関係ないです。

 

株価が気になってストレスになるならログインパスワードを難しくしたりして株価を見にくくしましょう。

因みに複数の銘柄を組み合わせる場合でも、次にどれが伸びるか不明なのでリバランスはしなくてもいいです。

既にボッタクリの投資商品を買っているならすぐに売ってください(安いと売買手数料0、信託報酬年0.06%程度)。

 

これらを知った上でリスクを考えて投資しないのは自由ですが、「よくわからないから止めておこう」はダメです。

 

◆その他

 

年金には国民年金(全員義務)、厚生年金(会社員のみ、強制、国民年金も含む)、私的年金(iDeCo等)があります。

企業型DCとiDeCoは年末調整等で申請すれば節税にもなり得ですが、それ以外は普通の投資の方が得です。

また公的保険は基本的に会社員(とその扶養内)なら健康保険、そうでないなら1人ずつ国民健康保険に入ります。

 

会社員は給料から天引きされているので特にできることはありません。

(因みに会社員の扶養内の場合、配偶者はタダで国民年金を全額貰えますし配偶者以外も健康保険料は0円です)

国民年金は世帯の所得が低い人や学生は申請して免除にした方が得ですが(年金は学生以外は半分貰える)、

払う場合は付加年金を追加してクレカで2年払いした方が良いです(学生は親に払ってもらえば親の控除が増えます)。

なお国民健康保険料も世帯の所得が低い場合は確定申告か住民税申告をすれば軽減されます。

 

年金は受け取り始める年齢を60~75歳に変更できます(その分貰える金額は増減する)。

貰える金額が大きいと税金がかかる上に死ぬときに大金を持っていても仕方ないので60歳がオススメですが、

長生きしたり親族に残したりする場合は70歳ぐらいで貰った方が得です。

ただし亡くなった時に3000万(+600万×相続人数)以上のお金があると相続税がかかります。

かかりそうな人は早めに1人あたり年110万以上贈与しましょう(年110万まで非課税だが申告して記録を残すため)。

 

お金儲けのために宝くじや競馬、パチンコ等のギャンブルをしても大体損するので止めましょう。

「運」は短期的には偏るときもありますが長期的にはほぼ期待値通りになります(大数の法則)。

またお金を稼ぐことは良いことですが、お金は自由な時間を増やすなど別の目的のために使うもので

「お金=幸せ」や「お金=汚い」は間違いです。 意外と幸福にお金はかかりません。

余裕がある人はドラム式洗濯乾燥機・ロボット掃除機・食洗器等の時短家電を買っても良いです。

 

どちらかと言えば得意なことや好きなことを仕事にした方が良いですが、

「どんな仕事にも嫌なところはある」ことは覚えておきましょう。

もし入った会社がブラック企業だった場合、早めに労働基準監督署に訴えたり退職したりしてください。

転職活動をして転職先が決まってから今の会社を辞めればリスクもかなり減らせます。

 

会社の第一は利益です。 採算が取れない商売はできないので、うまい話は大体詐欺です。

なお詐欺メール等は基本的には無視すれば問題ありません(特にフィッシング詐欺には注意)。

マイナンバーカードはptが貰える上に身分証明書や保健証の代わりになるので作っておくと得です。

頼れる家族や親せきがいなくて貧乏なのに働けない・働きたくないなら生活保護を貰うと良いでしょう。

 

■その他

 

人間は自分に都合の良い情報だけを信じて都合の悪い情報は見なかったことにする傾向があるので気をつけましょう。

重要な選択をする場合、他人にアドバイスするつもりで考えると偏見になりにくくなります。

また時間をおいてからもう一度考えるとより良いアイデアになりやすいです。

なお広告やメディアにはかなりの誇張が入っているので、重要なことは根拠を確かめる癖をつけてください。

 

「やりたくないけど必要なことは最低限だけやり、

やりたいことは他人に迷惑がかからない範囲で好きなだけやる」が人生の最適解に近いと思います。

たとえやりたくないことでも、長期的に得するなら割り切ってやりましょう。

 

途中で無駄だと気づいた・やりたくなくなった場合、

今までお金や時間をかけてきたとしても今後やってもメリットがなさそうなら止めるべきです(コンコルド効果)。

他人からのアドバイス等でより良い・正しいことを見つけたら、今までの自分の考えに固執せず柔軟に変えましょう。

 

「時間」は「命」です。

人間には約80年という時間が与えられていますが、何もしなくても何かしていても平等に命は減っていきます。

何もしなければ衰えますし、毎日少しずつでも成長していけばいつの間にか大差がつきます。

過去は変えられないですが未来は変えられるので、今から始めてください。

ただし「完璧」は不可能です。 コスパを考えて80点ぐらいを目指しましょう(パレートの法則)。

 

慢性ストレス(長期間続くストレス、職場に嫌いな人がいる等)は体に悪いですが、

急性ストレス(短期的なストレス、ジェットコースターやホラー映画等)は多少あった方が良いです。

また困難な問題は脳のトレーニング、人間関係の悩みはメンタルのトレーニング、

荷物運びは筋肉のトレーニングになる、と見方を変えればメリットもなくはないです。

新しいことをやると様々なメリットがあるため、失敗しても問題ない範囲ならどんどんやりましょう。

なお心配事の9割は起こらないか起きても大して問題ないです。

 

「人間」は生物なので、目的は「種の存続」でしょう。

ただしこれは種全体の目的であり、個人の目的(生きる意味)は存在しないと思います。

またマクロ(集団)とミクロ(個人)の最適解は違うことが多いです。

(例えば皆が選挙に行かなくなると国は衰退しますが、1人が投票しても結果はまず変わりません)

 

集団を重視すると自分だけ損するので、「自分の長期的な損得」を最重要視するべきでしょう。

どうせ他人の人生に責任なんて持てません(というか人は無意識に自分の損得を考えて行動している)。

ただし損得はお金のことだけではなく、楽しければ得ですし辛ければ損です。

また友人が喜んでくれれば自分もうれしいので得になります。

逆に犯罪や麻薬、タトゥー(デジタルタトゥーも含む)は長期的にはすごく損です。

 

優先順位は悦楽第一、実用第二で、今の幸福(楽しい)にも未来の幸福(役に立つ)にも繋がらないものは不要です。

リスクとリターンを考えて合理的に行動しましょう。

(これはあくまで私の考えなので、嫌なら自分の価値観を明確にしてそれを守ってください)

 

なおトロフィーなど過去の自分の栄光をよく目にする場所に置いておくと幸福度は下がります。

逆に「今までの文明や自分の成功がなかったらどうなったか」を考えると幸福度は上がります。

(日本ほどインフラや公的保険が充実していて治安が良く食べ物も安全な国は他にないです)

 

「常識」とは「多数派の考え」のことなので必ずしも正しいわけではありません。

そのため「常識」や「根拠のないルール」は絶対に守らなければいけないものではないですが、

たとえ間違っていると思っても合わせた方が得なら合わせましょう。

 

例えば年上や地位が上の人には敬語を使えと言われますが、敬語とは本来敬意を表すための言葉です。

敬意を払えないような酷い人なら本来は敬語を使わないべきですが、

わざわざ悪印象を与える必要はないため敬わなくてもいいので敬語は使いましょう。

子供に聞かれた時も「常識だから」とか「ダメだから」ではなく、なぜそうなのかを説明できると良いです。

 

勉強はやりたい仕事に関係する科目以外は、中卒で良いなら中学の基礎レベルの現代文と数学、ローマ字、

家事をするなら家庭科、高校などに行くなら追加で受験科目を勉強すればそれ以外はしなくてもいいです。

特に昔の歴史や古文・漢文は実生活ではほぼ使わないので、好きじゃないならやるだけ無駄でしょう。

しかし大学(できれば偏差値の高い)に行っておくと、選択肢が増えるので何かと便利です。

(高校や大学の推薦は成績が関係することもあるのでその場合は成績も気にしましょう)

 

学校の授業は参考書がある科目なら、進みが遅く受動的な授業やわかりにくい教科書より、

わかりやすい参考書や映像授業と問題集を使って自分で勉強した方が効率は良いです(塾は値段が高いので微妙)。

わからないところがあれば先生に聞きに行きましょう。

ただし自分で勉強するより聞いているだけで勉強ができる授業の方が楽ではあります。

また自分で勉強する気がある人でも、学校は人間関係の面で有用なので行った方が良いです。

 

大学の授業は、単位を取るつもりの科目ならある程度余裕を持って出席しましょう。

バイトは時給は低いですが経験にはなります。

良い企業に入りたいなら、インターンに行くなど早めの対策は必須です。 公務員志望でも民間を併願しましょう。

 

チャットGPT(無料版)などのAIは、まだまだミスもありますがうまくやればかなり使えます。

大学のレポート等の文章作成(完全コピペはダメ)や具体案を沢山出したいとき、自分事の相談など

ググってもできないことを「300文字以内で小学生に説明する感じで」などと範囲を狭めて質問すると良いです。

 

以下に紹介する方々は私が使っている主な情報元とその活用方法です。

 

「パレオな男(鈴木祐)」さんからは「科学的に(統計学的に)正しい知識」を学べます。

専門家と呼ばれる人たちでも意見が食い違うことは多々ありますが、

幸福や健康など実生活に役立つことの大半で最も正しい情報が得られる確率が高いものは

統計学を使って実際に実験してみることなので、論文のデータを元にした情報の信憑性は高めです。

 

「リベラルアーツ大学(両学長)」さんからは「節約や投資などお金に関する知識」を学べます。

わかりやすい説明で基礎を一通り学べるので、お金関係で知りたいことがあればまずはこれを見ましょう。

 

「中田敦彦のyoutube大学」さんからは「時事や歴史、マンガや話し方など様々な知識」を学べます。

説明がわかりやすく面白いので楽しめながら学べますが、

かなり省略していたり参考にした本の著者の一意見で明確な証拠はない場合が多いので情報の信憑性は落ちます。

 

また受験に関することは「武田塾チャンネル(youtube)」さん、

就職に関することは「Fラン大学就職チャンネル(youtube)」を見れば大まかなことはわかると思います。

 

何か疑問に思ったことがあったら少し自分で考えてからネットで調べましょう。

なお「これは重要だ」「覚えておくべきだ」と思ったことはその都度メモしておき、

家に帰ってからパソコン等にまとめておくと何かと役に立ちます。