皆さん思いつくことはありますか?
在原業平(古今和歌集)
都から東国へ旅をしたときに寄った、三河の八橋という所で詠まれたとされる句があります。
唐衣
着つつなれにし
妻しあれば
はるばる来ぬる
春をしぞ思ふ
ひらがなにすると
からころも
きつつなれにし
つましあれば
はるばるきぬる
たびをしぞおもう
ピンクの部分を読むと
『カキツバタ』になるんですね。
これは折句というそうです(*^_^*)
お洒落だなあと
感動した事を思い出します。
現代語訳
(何度も着て身になじんだ)唐衣のように、(長年なれ親しんだ)妻が(都に)いるので、(その妻を残したまま)はるばる来てしまった旅(のわびしさ)を、しみじみと思うことです。
上溝に
カキツバタが咲くところはありますか?