忘れられない女⑧ | 失恋Diary〜モテない男はつらいよ〜

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27歳男の過去から現在までに至る恋愛や異性に対する苦悩を語るブログ

更新の間が空いてしまって申し訳ない。
あっという間に12月だ。

そして特に書き進めていたわけでもないのだが、グ○シー突っ込みどころ満載のコラムばっかり見つけたり、新しいネタを拾うのでかなりカツカツなのである。

ある意味忙しい人間なのかもしれない。

さて、白石さんとの話の続きをしよう。

羽田空港デートのあと、帰りは京浜急行で戻った。
これもまた作戦のうちだったのだがこのあたりから段々と小生の粗が出てくる頃だ。

粗というよりかは集中力といった方がいいかもしれない。

その日も35度を超える真夏日だったし、兎にも角にも頭が回転しない。

小生は羽田の後の予定も全く考えていなかったのだ。

とりあえず品川に出てカフェとかに入ってくっちゃべればいいなんて安易な考えを思い立ったのだ。

それが間違えであった。

白石さんは、アイスを食べたいと言い始めたのだ。
前の日の夜もアイスを食べて寝たと言っていたほどアイスが好きなようだった。

とりあえず行けば何かあるだろうという相変わらずの小生の無計画さが再び仇となってしまったのだ。

品川を降りるとそこはオフィス街だ。
それっぽいお店が歩けど歩けどないのだ。

失敗した…

もうこの時点で負けシフトに入っていたのだがここならあるだろうと、渋谷へ移動した。

逆に渋谷に行くと渋谷はありとあらゆるものが溢れかえっていてこれもまた大変だった。

頭の中はもうアイスクリーム屋で頭がいっぱいだ。

きっと相手が白石さんでなければコンビニでアイスを買って公園でベンチに座りながら食っていたに違いない。

結局、某チョコレート屋さんが売っているフローズンショコランブルを二人で頼んで飲んだ。

しかし、もう時はすでに6時頃。

刻一刻と白石さんとのお別れの時が迫っている。

小生はもはや翌日の仕事モードになっていた。
この乙姫、白石さんのいる竜宮城から抜け出すにはもうそれしかなかった。

おそらく彼女も察していたのか、明日も早いですよねって言ってくれた。

小生は最後まで諦めなかった。

渋谷から帰るのに一旦東京に出ると言ったので小生は前日に見せられなかった駅舎が綺麗に見える場所へ行こうと言った。

彼女は喜んでついて来てくれた。

しかし、現地に到着するとなんと強風のため開放してないということだった…

せっかくきたのにごめんね、と肩を落としながらお別れすることになった。

別れ際に、この日会う前に用意したちょっとしたプレゼントを渡した。

彼女はとにかくビックリしていた。

それもそうだ、ビックリさせるために渡すものだからだ。

単純に2日間一緒に過ごしてくれてありがとうという気持ち、そしてまたどこかに一緒に出掛けようという気持ちの意味のプレゼントだった。

そしてグダグダもあり、きちんとしていた部分もあり、そんな2日間が終わった。

つづく。