小生は生理発見器かというくらい、誰かと初めて会うタイミングが生理と被る。
この女もその一人。
かつてはお持ち帰りを促されたが生理だったと言うKTという女がいたが、後々振り返ると生理が近いと小生に会いたくなるのは小生がなんらかのホルモンを発してるのではないかと考察する。
やはり、アプリというものは便利なもので誰彼構わずその時にお互い会いたいと思う相手に繋がる。
その時は必要だと感じたのだろう。
小生は元々相手にこだわりを持たない。
ひとまずマッチしたらどんな人か話してみようかというところから始まるが、最初から素性は明かすようにしている。
なぜなら、女性は男性に対して警戒しているからだ。まぁ警戒してるのにどんな相手と出会うかも分からないようなアプリをやっているのは矛盾に感じるがそういうものだ。
確か割と早い段階でラインも交換したと思うし、
すぐに通話もしたと思う。
何かとせっかちというか、積極的な印象でもあった。
たいした話をしたつもりでないのに、明日休みなら一晩中通話したいと言いだした。
寂しがりなのだろう、、、そう思った。
とはいえ、小生は相手についてなにも知らない。
介護士を目指す女子短大生とぐらいだろうか。
それ以外会う前になにを話したか覚えていない。
案外積極的に来られると覚えていないものだ。
割と大人な意味で深い話もあった。
経験人数がどうとか、どういう人がタイプだとか、そんなところだ。
それが楽しかったのか、箱根の温泉にお泊まりしたいとかそういう話にまで発展した。
もちろん、小生とヤりたいとまで明言はしていた。
夜が明けた。
小生は休みとはいえ、こんな夜更かしすることに抵抗があった。身体のリズムが崩れるからだ。
明るくなり始めた空を見ながら、彼女は言った。
「今日大学午前中で終わるから、迎えに来て!」
この言葉にパッと覚醒した。
小生は眠気を帯びながら、車で家を出た。
