あの感じ、わたし忘れていたかも…。

言い方がよくないけれど、

こんなもんだろう、とか。
やっぱりね、とか。
なるほどね、とか。

すこしずつ月日を重ねると、物分りがよくなってくる。

でも。

自分のやりたいことがあって、
でもどこかぼんやりしていたり、
でも頑固で、譲れなくて。

そうゆうの、ときどき必要なのかもしれない。



今日、日本映画大学の、
「上映会」という名の授業にお邪魔しました。

ゼミごとに分かれて行う、ワンシーン演習という実習授業。

学生が、監督、カメラマン、照明さん、制作さん、役者など、ローテーションを組んでそれぞれに従事し、そこにひとりだけプロの役者を交えてワンシーンを撮る、というもので、そのひとりに呼んで頂きました。


20歳前後の学生が、
試行錯誤で悩んで喧嘩して、
こうかな、こうかなと。

思いの詰まったワンシーン。

今日は、その大切な作品たちが、先生であるプロの映画監督たちに叱咤されるわけです。

落ち込んだり、涙を流したり、
なんだか、いいなぁと想ったのです。
いい日だなぁと。

一緒に作品を撮った彼らが、数十年後に日本の映画を支えていると想うと、なんて貴重な場所に居るんだろうと、終始そわそわしていました。

今日の夕暮れ、
わたしの足がこんなに軽やかなのは、
一緒に作品を撮った緒方ゼミの学生たちのおかげです。


本当にありがとう。
わたしも頑張るぞー!!!