年の暮れ
衆院選があったり
周りを見渡すと
忙しそうです
そうつぶやく私も12月は、
パーティーや取材を受けたり
オートクチュールの着物を
デザインしたり
今年のうちに、
済ませなくてはならないことが
山積みです
今、取りかかっている仕事は
楽しいけれど責任重大なのです
じつは、年明け早々に
昭和の大女優
淡路恵子さんの一周忌にあたり
フジテレビさんなど
三局で追悼番組があります
今もなおファンの方々から
愛されて偲ばれています淡路恵子さん
淡路さんのご長男さんからの
立っての願いで
「遺品の着物をデザイナーの力で
蘇らせてみなさまに
ご覧いただきたい
母の遺言でもあります」
とのご依頼を受け
私も淡路さんとの
生前の友情を忘れていません
謹んでお受けしました
ご着用の着物は
素晴らしいものばかりです
たくさんのファンの方々の
お手に渡るように
着物以外にも、巾着 バック 小物入れ
ハンドミラー テーブルクロス
カードケース
たくさんの小物をデザインしました
お目の超えた方にも満足していただける
作品を作りました
ご長男の島 英津夫さん
お母様の着物がモダンテイストに
蘇りとても感激されていました
ご本人にお召しいただきたいと
思いました
羽裏や八掛の部分も洗い張りし
バックなどの小物に
着物だったたくさんの正絹の布に
囲まれてデザインしていると
淡路さんが
「あら、素敵、もう一度着てみたい」
と後ろから声をかけてくださるような
錯覚を覚えました
お正月明けには
全て揃い、淡路恵子さんを偲ぶ作品展を
開催いたします
みなさまにぜひご覧いただけたら
幸いです
詳細は、追ってお知らせいたします
それではまたお会いしましょう
紫藤 尚世