わたしのIVF体験② | ゆるゆるdays

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飽き性が興味本位で始めた日常ブログです。

登場人物
七味(しちみ)
管理人。水道工事店の事務員として働く2児の母。
現在、資産運用に興味津々。

へーくん
七味の旦那。

こち
ポケモンとサッカーが好きな6歳児。

まちん
アイドルになりたい4歳児。

 

 

採卵当日。

 

この日は旦那も仕事を休んで付き添ってくれました。

採卵室のある3Fに上がるとまず病室に通されました。そこでパジャマと前が開くタイプのパンツに着替え、やってきた看護師さんに点滴を刺されました。

それから少しして、看護師さんに引率されて採卵室へ。

 

処置台に上ると、静脈麻酔が点滴から入れられました。

吸引で意識がぼーっとし始めて唇がしびれ始めたら点滴開始、おしもをお湯で洗浄される感覚や器具でがちゃがちゃとされてる感じはなんとなくわかるけど痛みは全くありません。視界がホワイトアウトして、だけど意識ははっきりしている不思議な感覚。

自力では目があきませんでしたが、看護師さんに「終わったよー」と声をかけられてトントンと起こされるとすぐに覚醒しました。

そのあと車いすで病室に戻り、二時間くらいの安静時間が設けられました。

 

その間に旦那は精液採集してたみたいですけど、ここからが地獄でした…。

 

まず、静脈麻酔は切れるのが早いため、術中は感じなかった痛みが一気に押し寄せてきました。

生理痛のすごくすごく重たいのが始まった感じ。呻くことしかできなくて、あまりの様子に旦那がナースコールしてくれました。

でも看護師さんたちも忙しかったのでしょう、なかなか来てくれない…。来てくれた後も「痛み止めもってくるね」と言って退出した後なかなかきてくれない…。

ようやく戻ってきてくれた看護師さんに膣座薬の鎮痛剤を入れてもらい何とか生きながらえることができましたが、本当に人生で一番といっていいくらいの痛みでした。「もう二度と採卵なんてしたくない!」とわたしに思わしめた激痛でした。

 

座薬は効くのがはやいから! の言葉通り、一旦痛みが引いてしまえば結構大丈夫で、その後は薬が切れても痛みがぶり返すこともなくほっとしたことを覚えています。

12時前には帰宅指示が出たので、家の近くのファミレスで旦那と少し遅めの昼食をいただきました。

そのあと14時頃に病院に電話し、採卵結果を確認。今回は7個採卵できて、そのうち成熟卵は5個でした。

旦那の精子の運動率と数が基準以下だったため顕微授精をすすめられたので、相談した結果顕微でお願いすることにしました。

 

今回は分割胚を移植すると決めていたので、採卵の三日後に病院にて受精卵を戻すことになりました。

5個の成熟卵のうちうまく受精したものが4個、中でもグレードの良い受精卵を一つ戻してもらいました。

残り3個の受精卵のうち一つは分割杯で凍結、残りの二つは胚盤胞での凍結にしておきました。

 

この二週間後に判定日を迎え、私は運よく一回目のIVFにて妊娠することができました。

 

 

 

 

結局不妊治療を行ってきても、私たち夫婦の何がいけなくてこれまで妊娠に結びつかなかったのかはわかりません。

私自身にも問題があるし(チョコレート&卵子数が平均より少ない)、旦那にも問題がある(運動率&数の少なさ)けれど、ひとつひとつはそんなに大きな要因ではないといわれていました。ただ、それらが重なると確かにうまくは行き辛くなる可能性はある、と。

 

わたしは(勝手な分析ですが)、恐らく私たち夫婦の問題は受精にあったんじゃないかと考えています。

ピックアップがうまくいってなかったか、運動率の低さで卵子まで到達できていなかったか…。だからIVF及び顕微授精は、わたしたちにとって合っていた治療法、必要な治療だったんじゃないかってそう思っています。

 

まあそれでもできれば次は自然妊娠したいという欲はありますが、生まれてきてくれる命のいとしさや大切さに違いはありません。

たくさん泣いて、たくさん苦しんで、醜い自分自身とも向き合ってきた。

そうして手に入れた大切な命です。

子供に胸を張って言い切れることがあるとすれば、それは

 

「あなたはお父さんとお母さんに心の底から望まれて生まれてきてくれた子供だよ」

 

という気持ちだと思います。

 

この気持ちを忘れずに、ここに来てくれた命を大切に育てていきたいなと思います。