皆様、こんにちは。

2014年7月19日(土)~20日(日)、四日市市総合会館(三重県四日市市)にて、交通権学会2014年度第29回研究大会(主催:交通権学会、共催:特定非営利活動法人四日市の交通と街づくりを考える会(略称YTT)、後援:四日市市)が四日市で開催され、統一論題とパネルディスカッションに登壇しました。

1日目は自由論題報告と研究助成報告「千葉ニュータウン地域における新たなバス運行の意義―『生活バスちばにう』運行実現までの軌跡―」前田善弘(NPO法人交通まちづくり戦略会議)、大塚良治(湘北短期大学)および会員総会が開催されました。

研究助成報告では、前田氏より、事実上高額運賃の北総鉄道しか選択肢がなかった千葉ニュータウン地域における市民提案型の低運賃バス「生活バスちばにう」の企画から運行実現に至るまでの取り組みについて、背景となる問題意識や参考にした各地の事例、そして運行にこぎつけられた成功要因などを中心に報告がなされました。私も「生活バスちばにう」の路線免許申請に係る国土交通省関東運輸局との事前折衝にバス事業者および市民メンバーとともに参加した経緯を踏まえ、フロアーとの質疑応答に臨みました。

夜には、料亭旅館大正館で、交通権学会とYTTが同席した懇親会を開催し、親睦を深めました。



2日目は午前中に内部・八王子線沿線エクスカーションを行いました。途中南日永駅で下車し、「つたえよう 日永つんつくおどり―400年祭に向けて―」を見学しました。



午後は四日市市総合会館に場所を移して、統一論題報告とパネルディスカッションが行なわれました。

私は「ステークホルダーアプローチに基づく鉄道の活性化」と題して統一論題報告をしました。報告要旨は以下の通りです。

・鉄道事業の廃止が許可制から事前届出制に緩和された2000年以降、地方を中心にして鉄道廃止が続出している。
・日本では、公共交通に採算確保が求められる。鉄道の維持には多大な努力が必要。
・1990年代終わりから2000年代にかけて我が国でも活発化した株主価値重視の動きにより、不採算路線の維持が困難に→ステークホルダーアプローチの適用で鉄道活性化を図ることが必要。
・ステークホルダーアプローチ適用の道筋・・・鉄道活性化に向けた関係者間の議論→鉄道の社会的便益の吟味→「現代企業はステークホルダーのニーズに対応する合目的的な社会的機関」ととらえる→株主以外のステークホルダーの利益擁護→ステークホルダーアプローチの適用によって鉄道を活性化。
・「社会貢献積立金」の設定と活用(私案)・・・積立金設定事業者に税制優遇を措置することで、補助金支給を回避しつつ、実質的な補助金支給と同等の効果を発生させる→事業者にとって不採算路線活性化のインセンティブになる*。

まとめ:鉄道を取り巻く諸課題(鉄道の存続問題、利便性低下、鉄道事業者間の連携不足)→対策実施(社会的便益測定、コスト見直し、鉄道事業者間の「戦略的提携」の実施)→ステークホルダー間の協働→鉄道の活性化・持続的運営の実現。

*交通権学会会員勇和孝氏のアイデアより示唆を得て、大塚が考案した。

15時00分からはパネルディスカッション「内部・八王子線の存続問題から見る四日市の公共交通の課題と展望」を行いました。



登壇者の顔ぶれは以下の通りです(敬称略)。

パネリスト:
太田裕治郎(四日市あすなろう鉄道株式会社代表取締役常務)
山本勝久(四日市市役所都市整備部理事)
芳野正英(四日市市議会議員)
安藤たみよ(北勢線とまち育みを考える会会長)
下村仁士(尚絅大学文化言語学部講師、NPO法人四日市の交通とまちづくりを考える会理事)
前田善弘(NPO法人交通まちづくり戦略会議理事)

コーディネーター:大塚良治(湘北短期大学総合ビジネス学科准教授、NPO法人四日市の交通とまちづくりを考える会専務理事)

パネリストの発言要旨は以下の通りです。

太田氏:近鉄の乗車人員はピーク時の平成4年3月期(約8億人)に比べて約3割も減って、不採算路線を維持する余裕がなくなった。そのような中で内部・八王子線の存続について、四日市市と協議を重ねてきた。内部・八王子線は四日市あすなろう鉄道の運営へ移行するが、ご理解を頂きたい。

山本氏:平成24年1月に近鉄より「一定の運営費補助がなければ鉄道という形態での事業継続が困難である。平成25年夏頃を目途に基本的な方向性を打ち出したい」との申し出を受けた。平成25年5月に市議会総合交通政策調査特別委員会から「公有民営方式を基本軸とした上で、市の負担をできる限り最小化するよう、近鉄と協議・交渉を進めることを要望する」という報告を受けて、近鉄と存続に向けた協議を続けた。本当に厳しくしんどい交渉となり、一旦は鉄道での存続をあきらめざるを得ないかもしれないというところまで追い込まれたが、同年9月に何とか鉄道での存続で合意することができた。今後は「鉄道事業再構築実施計画」の策定を急ピッチで進める。内部・八王子線存続のノウハウが他地域でも活用される「ベストプラクティス」となるような事例とするべく進めていきたい。

芳野氏:内部・八王子線存続に向けて、自治会とともに取り組んできた。四日市市には内部・八王子線を鉄道で残すことが必要との思いで活動してきた。(芳野氏も委員として参画していた)「総合交通政策調査特別委員会」も同線の存続を前提として調査を進めていた。

安藤氏:内部・八王子線は鉄道で存続すると確信していた。近鉄がBRT化を持ち出した時点で、近鉄は本音では鉄道で残したいと思っていたに違いないと確信した。

下村氏:四日市の交通と街づくりを考える会(YTT)のメンバーとして、内部・八王子線の存続活動に参画した。YTTはシンポジウムや清掃活動などで同線の存続を後押ししてきた。

前田氏:生活バス四日市の運行や内部・八王子線の存続は多くの市民の支援を得て実現したが、公共交通への市民参加が四日市市全域に広がっているとは言い難い。今後、四日市市全域にムーブメントを広げることが課題だろう。

その後、フロアからも活発な質問が出されました。

研究大会の最後は、20日の新理事会で会長に選出された上岡直見氏(環境経済研究所)より閉会の挨拶がなされ、第29回交通権学会研究大会は盛会のうちに無事終了しました。

そして、私も19日の旧理事会で交通権学会理事に選出され、20日の新理事会で事務局長に指名されました。

30年の伝統を重ねている交通権学会の発展に微力を尽くす所存です。ご指導・ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

なお、今回の研究大会は、四日市市ならびに四日市の交通と街づくりを考える会の全面協力を頂戴しました。この場をお借りして、厚く御礼申し上げる次第です。

※写真4枚目:四日市の交通と街づくりを考える会宗像氏提供
※※第29回交通権学会研究大会の開催概要は、交通権学会ホームページをご参照ください。
皆様、こんにちは。

2014年(平成26年)7月15日(火)19時00分~21時10分、「NPO法人交通まちづくり戦略会議発足記念シンポジウム」が開催されました。

初めに、当法人理事長の春田啓郎 由利高原鉄道株式会社代表取締役社長による基調講演を行いました。



講演要旨は以下の通りです。

「社長としての基本的な考え方」
・(鉄道は)単なる交通機関ではなく、地域にとって貴重な財産であり観光資源。
・一度手放したら二度と手に入らない。
・現在ない地域に作りたくてもつくれない。
・地域の方に乗ってもらうだけでやっていければよいが、秋田県ではとても無理。
・外からお客様に来てもらい、この地域にお金を落としてもらい、地域活性化とセットで取り組む。

「この3年間で取り組んだこと」
・IT戦略の実施と首都圏応援団の結成
・物品(グッズ)販売と他の第三セクター鉄道との連携。
・地域のあらゆる会合へ参加することで、幅広い人間関係を構築。
・会議体の明確化と議事録の作成(週1回 課長会議 月1回 社内会議 企画会議)。
・昇職内規の策定。万年平社員では社員のやる気は生まれない。「主任」に昇進させることで家族にも喜ばれて、本人もやる気になる。
・台湾鉄路管理局平渓線との姉妹鉄道締結。

まとめ:鉄道会社は鉄道ファンを毛嫌いしてきたが、SNSなどを使って無料で宣伝してくれる大切なお客様。ファンの喜ぶ施策を実施して増収を図りたい。マスコミは経常損失の絶対額を喧伝しがちだが、当社の経常損失は年々縮減傾向にあることに注目してほしい。

後半は、当法人理事4人をパネリストにお迎えしたパネルディスカッションに移りました。コーディネーターは私が務めました。春田社長とイーグルバスの谷島社長が講演会で同席されたのは初めてとのことでした。お二人は共に東急観光に在籍されていた間柄です。



各パネリストの発表概要は下記の通りです。

谷島賢 イーグルバス株式会社代表取締役社長「路線バス改善3年モデルと地域おこしによる路線バス維持の取り組み 包括政策モデルをめざして」
・ダイヤ最適化による改善・・・『路線バス事業の見える化「1.運行の見える化」「2.顧客の見える化」「3.コストの見える化」』+『改善過程の見える化 PDCA継続改善サイクル」。
・ダイヤ最適化システムの具現化・・・「運行データ取得システムの開発 第1世代乗降カウントシステム→第2世代乗降カウントシステム→第3世代乗降カウントシステム→第4世代乗降カウントシステム(GPSと乗降センサーによる運行データ取得)」。
・見える化ソフトの開発・・・GPSと乗降センサーによる運行データ取得→データ集計・表示・分析→シミュレーション→運行ダイヤの最適化。
・路線バス改善のステップ・・・PDCA3年継続改善→バス事業者の努力(創意工夫「高麗川団地お出かけ支援バス」「ときがわ町でのハブ&スポークスバス停による路線バス再編」「東秩父村での路線バス事業再編」など)。
・生活路線バスに外客を呼び込む・・・「東秩父村和紙の里ハブ化による包括政策モデル(観光産業による雇用創出、観光客誘致による活性化、交通再編による利便性アップ、ハブ施設機能による生活利便)」。
・ハブ停留所(観光案内所、郵便局、コンビニ、クリニック、調剤薬局の併設)の連携による広域サービス強化。

上野理志 NPO法人四日市の交通と街づくりを考える会理事長「誰もが自由に移動できる 安心して安全に暮らせる街を」
・近鉄内部・八王子線の存続問題をきっかけとして、Facebook「近鉄内部・八王子線同好会」を立ち上げ、この同好会を母体に「NPO法人四日市の交通と街づくりを考える会」を設立。花植えやウォーキングイベント、シンポジウムを開催し、内部・八王子線の存続を後押し。
・鉄道が元気にならないと街が元気にならない。 郷土愛に乗った活動で鉄道を残す。
・四日市がナローゲージの珍しさに気付いていなかった。内部・八王子線は絶対に四日市の観光資源になる。

野田隆 一般社団法人日本旅行作家協会理事「これまでの活動」
・女性ファンは食事など違った嗜好がある。
・大人の休日や青春18などが中高年に人気がある。
・鉄道旅行の魅力を発信することが、より多くの人たちが鉄道に目を向けるきっかけとなる。

パネルディスカッション終了後、フロアから多くの質問が寄せられ、盛会のうちに無事終了しました。

NPO法人交通まちづくり戦略会議は今後も講演会の開催を計画しています。また、鉄道再生や路線バス新設の支援事業も幅広く展開していきたいと考えております。

皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。


※シンポジウム開催概要および出演者プロフィールについては、以下の記事をご覧ください。

「7/15(火)NPO法人交通まちづくり戦略会議発足記念シンポジウムを開催します!」
皆様、こんにちは。

昨日は、「生活バスちばにう友の会」のメンバーとの打ち合わせのため、新鎌ヶ谷駅~千葉ニュータウン中央駅間を鎌ヶ谷観光バス有限会社「生活バスちばにう線」で往復しました。

行きは、新鎌ヶ谷駅13時55分発千葉ニュータウン中央駅行きに乗りました。私を含め8人の乗車がありました。車内では乗客の皆様とお話しさせていただき、以下のご意見を頂きました。

・高花地区に住んでいるが、高花まで延長してほしい。新鎌ヶ谷駅ではイオン前のバス停まで歩くのはつらいし、分かりにくい。それに踏切でつまづきそうになったこともある(高齢女性)。
・印西牧の原に住んでいる。中央駅で印西市コミュニティーバスに乗り継ぐ予定。時間がある時は、生活バスちばにうとコミュニティーバス乗継で新鎌ヶ谷駅~印西牧の原駅間を450円で移動できるから助かる。できれば、牧の原地区への延伸を希望するが、せめて高花地区まで延伸されれば、牧の原地区から高花地区まで自転車で行き、直接生活バスちばにうに乗れるようになる。高花地区または牧の原地区への早期延伸を望む(50代女性)。
・他地域の方(注:大塚のこと)なのに、北総線問題に関心をもってくれてありがとうございます。ぜひこのバスが定着してほしい(20代アルバイト風女性)。
・今日は初めて試しに乗ってみた。思ったより早く着いた(女子大生の娘と母親の二人組)。

運行開始からまだ2週間しか経っていませんが、新鎌ヶ谷駅のバス停位置に関するご意見が実に多く寄せられています。

新鎌ヶ谷駅から27分の所要時間で千葉ニュータウン中央駅に到着後、友の会メンバーと合流して、今後の利用促進策について協議しました。その中で、「生活バスちばにう線」の更なる発展を期すべく、様々なアイデアを実行に移していくことが確認されました。「生活バスちばにう」をめぐる動きは、第二ステージへと突入することとなりそうです。

そして、「生活バスちばにう」の乗車人員は順調に増え続け、昨日ついに350人弱に到達しました。運行初日6月9日の250人から実に40%弱の増加率で、目標の400人まであと一息のところまで来ています。

帰りは、千葉ニュータウン中央駅17時00分発新鎌ヶ谷駅行きに乗車しました。渋滞にはほとんど巻き込まれず、千葉ニュータウン中央駅から26分で新鎌ヶ谷駅・イオン前に到着しました。



今後も利用促進を図るべく、「生活バスちばにう友の会」はさらに活動を加速させていきます。

引き続き、皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。


※以下、過去の関連記事です。

「『生活バスちばにう』本日運行開始!」

「全てのステークホルダーに『メリット』を―『生活バスちばにう』が目指すもの」

「『生活バスちばにうミニ・シンポジウム』が開催され、コーディネーターを務めました」

「千葉ニュータウンバス運行を目指して行われたバス社会実験を振り返る」
皆様、こんにちは。

この度、特定非営利活動法人交通まちづくり戦略会議(理事長:春田啓郎 由利高原鉄道代表取締役社長)は、下記の要領で発足記念シンポジウムを開催いたします。シンポジウム終了後は、春田社長ほか出演者を囲んでの懇親会も開催いたします。

皆様のご参加をお待ちしております。



【開催概要】
NPO法人交通まちづくり戦略会議発足記念シンポジウム
「地域交通を支えるために私たちができること」

この度、地域公共交通および地域医療を核とした地域づくりの必要性を啓発する事業を行い、地域住民が豊かに暮らせる地域づくりに寄与することを目的として、この趣旨に賛同する交通事業者経営者、研究者、および市民の参加による市民主導型シンクタンク「特定非営利活動法人交通まちづくり戦略会議」が、平成26年5月7日に設立されました。
 設立を記念して、公共交通および地域活性化に尽力してきた当会理事による講演会を行います。地域交通の現場で奮闘してきた経験者の生の声を皆様にお伝えし、今後の地域交通と地域活性化のためのヒントを参加者全員で考える機会としたいと存じます。多数の皆様のご参加をお待ちしております。


【プログラム】※出演者のプロフィールは、一番下をご参照ください。
平成26年7月15日(火)
18時45分~受付開始

19時00分~20時00分 基調講演「ローカル線は地域の宝」 春田啓郎氏
20時00分~20時10分 休憩

20時10分~21時10分 パネルディスカッション「地域交通を支えるために私たちができること」
 コーディネーター:大塚良治氏
 パネリスト:春田啓郎氏、谷島賢氏、上野理志氏、野田隆氏。

参加費:1,500円 交流会費:3,500円(21時30分~23時00分「UP五反田」)

申込方法:下記メールアドレスに、(1)住所、(2)氏名、(3)電話番号、(4)ご所属、(5)懇親会参加の有無、を記入したメールをお送りください。追って、ご返信いたします。なお、会費は当日受付にて申し受けます。

シンポジウム会場:五反田駅前会議室

申込先・お問い合わせ先:特定非営利活動法人交通まちづくり戦略会議
住所 :〒 107-0052 東京都港区赤坂3-21-5 三銀ビル3F
電話番号: 03-6674-1547  メールアドレス:nposct@yahoo.co.jp


【出演者プロフィール】
(基調講演・パネリスト)
春田啓郎氏 由利高原鉄道(株)代表取締役社長・NPO法人交通まちづくり戦略会議理事長。日本大学経済学部卒業後、東急観光(株)(現、トップツアー(株))に入社。同社を退職し、公募により由利高原鉄道(株)代表取締役社長に就任、現在に至る。

(コーディネーター)
大塚良治氏 湘北短期大学総合ビジネス学科准教授・NPO法人交通まちづくり戦略会議副理事長。横浜国立大学大学院国際社会科学研究科博士課程後期修了(博士(経営学))、広島国際大学大学院総合人間科学研究科専任講師を経て、2011年より湘北短期大学総合ビジネス学科准教授に就任し、現在に至る。内閣府消費者委員会電気料金問題検討ワーキングチームメンバーを歴任。NPO法人四日市の交通と街づくりを考える会専務理事ならびに生活バスちばにう友の会顧問を務める。著書に『「通勤ライナー」はなぜ乗客にも鉄道会社にも得なのか』(東京堂出版)等がある。

(パネリスト)
谷島賢氏 イーグルバス(株)代表取締役社長・NPO法人交通まちづくり戦略会議理事。成蹊大学法学部卒業後、東急観光(株)(現、トップツアー(株))に入社。同社を退職し、イーグルバス(株)に入社。2000年より同社代表取締役社長に就任し、現在に至る。英国国立ウェールズ大学MBA、埼玉大学大学院理工学研究科博士後期課程修了(博士(学術))。

野田隆氏 一般社団法人日本旅行作家協会理事・NPO法人交通まちづくり戦略会議理事。早稲田大学大学院法学研究科修士課程修了後、都立高校教諭を務める傍ら、鉄道旅行に関する著書を多数執筆。著書の詳しい情報は、野田隆氏の公式ホームページまで。

上野理志氏 NPO法人四日市の交通と街づくりを考える会理事長・NPO法人交通まちづくり戦略会議理事。四日市大学経済学部卒。近鉄内部・八王子線の存続問題をきっかけとして、Facebook上に「近鉄内部・八王子線同好会」を立ち上げ、管理人となる。その後同好会を母体として、NPO法人四日市の交通と街づくりを考える会を設立し、理事長に就任。2015年春より「四日市あすなろう鉄道(株)」への運行に移行する予定の内部・八王子線の活性化に尽力している。
皆様、こんにちは。

本日平成26年6月9日(月)、北総線千葉ニュータウン中央駅~新鎌ヶ谷駅間を300円の運賃で結ぶ「生活バスちばにう」が運行を開始しました。

昨年2月に交通権学会前田善弘会員(現、NPO法人交通まちづくり戦略会議理事)のアイデアを私が千葉ニュータウン住民に伝えたことがきっかけで検討が始まり、印西・鎌ヶ谷両市の地域公共交通会議での承認を得て、本年5月末に、道路運送法第4条の路線バスとして国土交通省の認可を得ることができました。



朝の便には、印西市長や印西市議も視察にお見えになったとのことです。また、NHKやテレビ朝日、読売新聞など多くのマスコミが取材に来ていました。

また、私も千葉ニュータウン中央駅北口での発車式が始まる前にアルカザール前の「生活バスちばにう」のバス停付近で「友の会」メンバーとともにチラシ配布を行いましたが、多くの方に受け取って頂き、関心の高さを感じました。

午前10時より発車式を催しました。「お試し乗車券」を先着100名様に無料配布することを告知していたこともあり、100名を超えるご参加を頂きました。お試し乗車券は即時配布終了となりました。



発車式には来賓として、北総線沿線が地盤の、椎木保衆議院議員、滝田敏幸県議会議員、および藤代政夫県議会議員のご臨席を賜りました。私も「生活バス友の会」顧問としてご挨拶をさせて頂きました。



発車式に続いてテープカットを行い、10時30分発新鎌ヶ谷駅行きを見送りました。

運行初日にもかかわらず、大勢のお客様にご乗車頂くことができました。高齢の方や主婦はもちろんのこと、女子大生をはじめとする若い女性にもご利用頂きました。また、所要時間もほぼ30分に収まる便が多く、さらなる利用増が期待されます。

「生活バスちばにう」は千葉ニュータウン住民と鎌ヶ谷観光バス有限会社がタッグを組んで実現した小さなバス路線です。皆様のご支援で大きく育てていただければと強く願っております。

なお、時刻表や回数券はバス車内の他、 千葉ニュータウン中央駅付近のコンビニエンスストア等でもお買い求め頂けます。販売箇所は、鎌ヶ谷観光バスホームページでご確認できます。

※写真2枚目・3枚目:「生活バスちばにう友の会」土屋氏撮影


※以下、過去の関連記事です。

「全てのステークホルダーに『メリット』を―『生活バスちばにう』が目指すもの」

「『生活バスちばにうミニ・シンポジウム』が開催され、コーディネーターを務めました」

「千葉ニュータウンバス運行を目指して行われたバス社会実験を振り返る」
皆様、こんにちは。

西武鉄道やプリンスホテルなどを傘下に持つ西武ホールディングス(HD)は23日、東京証券取引所第1部に上場しました。終値でみた時価総額は6055億円で、2013年7月のサントリー食品インターナショナル(初値時価総額9640億円)以来の大型上場となった(『日本経済新聞電子版』2014年4月23日)模様です。今後、グランドプリンスホテル赤坂跡地や長野軽井沢の再開発等を通じて企業価値向上を目指すようです。

上場企業である以上、株主価値向上は至上命題と言えますが、従業員や顧客、地域等の他のステークホルダーの「利益」を擁護する「ステークホルダーアプローチ」の視点で経営を進めることが大切です。

つまり、鉄道会社にとって、株主、利用者、地域、自治体等がともに"win-win"になる方策を考える必要があります。

その方策として、私は西武池袋線と新宿線の特急料金の通算制とイールドマネジメントによる特急料金の値下げを提案しています(詳しくは拙著『「通勤ライナー」はなぜ乗客にも鉄道会社にも得なのか』(東京堂出版)155~164ページをご覧ください)。

現状では、西武特急の料金体系を改善することで、さらなる乗車人員増と特急収入増を実現することが可能と考えています。

西武池袋線と新宿線では、朝通勤時間帯上り方面および夕方以降下り方面は多くの通勤客に利用されていますが、逆方面および日中時間帯は相当低い乗車率に留まっています。

また、西武特急の利用の大半は池袋線池袋~所沢間および新宿線高田馬場~所沢間であり、池袋線所沢~飯能・西武秩父間および新宿線所沢~本川越間の乗車率は低くなりがちです。

以下では実際に、西武新宿線の夕方上り方面特急の様子を見てみましょう。

昨日は、西武新宿線本川越18時30分発特急小江戸38号西武新宿行き(列車番号138)6号車に乗車しました。10000系10104編成7両(座席定員406人)による運行です。

本川越では一般列車は比較的多くの乗降がありましたが、小江戸38号は閑散としており、本川越出発時点で6号車は私一人だけでした。



その後6号車では、狭山市で2人の乗車があったものの、所沢と東村山からの乗車はゼロでした。

東村山では急行西武新宿行き(列車番号2682)を追い越しましたが、2682列車では若干の立席も見られる程多くの乗車がありました。

高田馬場では全号車で20人程の旅客が下車し、西武新宿で下車したのは全号車で10人前後だったようです。全区間での乗車人員は30人前後だったと推定されます。

西武新宿到着後、折り返し19時30分発小江戸35号本川越行き(列車番号35)となります。多くの通勤客でほぼ満席となっていました。



西武線特急日中時間帯および夕方上り方面は空気輸送なのが実態ですが、一般列車では多くの乗車があります。西武特急の場合、多くの旅客は速達性もさることながら、着席を求めて利用しています。つまり、一般列車が空いている(=空席がある)場合、わざわざ特急料金を支払ってまで着席を求めて特急を利用する旅客は少ない、ということです。

ですから、一般列車乗車率が低い場合、それに応じて特急料金を引き下げることで、特急の需要を喚起することができるでしょう。

さらに、現在の特急通過駅(池袋線石神井公園、小手指、高麗、吾野等、新宿線小平、新所沢等)へ閑散時間帯に特急を停める方策を併せて実施することで、さらなる需要の掘り起こしが可能となります。

また、小江戸38号車内において、所沢では10分間の待ち合わせで特急むさし42号池袋行き(列車番号42)と特急ちちぶ31号西武秩父行き(列車番号31)に接続することが案内されていましたが、新宿線の特急と池袋線の特急を乗り継ぐと、それぞれ別々の特急料金が必要であることを考えると、新宿線特急と池袋線特急を乗り継ぐ旅客がどれほどいるのか、疑問に感じます。

例えば、本川越→飯能間を全て特急で移動する場合、本川越→所沢間360円、所沢→飯能間360円、合計720円の特急料金が必要となることを考えると、やはり特急の乗り継ぎは敬遠されるのではないでしょうか。

一方、池袋線と新宿線の特急料金の通算制が導入された場合は、本川越→飯能間の通算特急料金は420円となることから、お得感は確実に増し、需要が増えることは確実です。特急料金の割高感から乗車を敬遠していた旅客も特急にメリットを見出すようになるはずです。

実際に、特急料金の通算制は近畿日本鉄道が導入し、多くの旅客が特急乗継制度を利用しています。

また、JR東日本の首都圏エリアでも、改札口を出ない場合、普通列車グリーン車の乗換え(通算料金)が認められています。東北本線沿線在住の私の知人は、熱海や湯河原等からの帰りは普通列車グリーン料金の通算制を利用し、小田原や戸塚等で東海道本線普通列車グリーン車から湘南新宿ライン東北本線直通列車グリーン車へ乗り換えているそうです。

西武ホールディングス(HD)の大株主サーベラスは、西武特急料金の25%値上げを提案したとされますが(「経営改善には大きな疑問符 サーベラス提案の矛盾と欺瞞 西武vsサーベラス 全交渉秘録 ~猛犬はかくして牙を剥いた【後編】」『DIAMOND online』)、西武特急の乗車人員向上には、料金制度の見直しが有効な方策であると考えています。

さらなる乗車人員増と特急料金収入増を実現し、西武HDの企業価値を向上させるために、西武特急の料金体系の改善を提案いたします。


西武HD、初日終値1,770円 9年ぶり再上場 売り出し価格上回る
SankeiBiz 2014年4月24日(木)

西武鉄道やプリンスホテルなどを傘下に持つ西武ホールディングス(HD)は23日、東京証券取引所第1部に上場した。2004年12月に西武鉄道が有価証券報告書の虚偽記載で上場廃止となって以来、約9年4カ月ぶりに株式市場に復帰。初値は売り出し価格と同じ1,600円で、終値は1,770円と初日の取引を最高値で終えた。東京都内で記者会見した後藤高志社長は「いい形で上場できた」と感想を述べた。

 終値ベースの株式時価総額は約6,055億円。上場する首都圏の私鉄の中では東京急行電鉄(8,137億円)、小田急電鉄(6,559億円)に次ぐ水準で、東武鉄道(5,377億円)などを上回った。
皆様、こんにちは。

昨日から今日にかけて、東武東上本線「TJライナー」、西武新宿線特急レッドアロー「小江戸」、そして小田急小田原線特急ロマンスカー「はこね」に乗車しましたので、乗車記をお届けします。今回は東武東上本線と西武新宿線を取り上げ、小田急小田原線特急ロマンスカー「はこね」の乗車記については、別稿でお届けしたいと思います。

4月14日、東武東上本線池袋21時30分発「TJライナー8号」小川町行き(列車番号15)10号車に乗車しました。50090系51094編成による運行でした。

池袋を若干の空席を残して定刻に出発しましたが、9割を超える乗車率で、ほぼ満席でした。ふじみ野で若干名の下車があり、ここから多くの乗車がありました。東武鉄道は早ければ来年にも、朝上り「TJライナー」の運行を計画していますが、その際には現在の着席整理券による座席定員制自由席ではなく、全席座席制に変更することが予想されます(拙著『「通勤ライナー」はなぜ乗客にも鉄道会社にも得なのか』(東京堂出版)144ページ)。そうしますと、現在行われているふじみ野からの無料乗車が維持されるのかどうかが焦点の一つとなります。今年に入って、3月20日・27日・28日に、池袋23時20分発の臨時「TJライナー」が運転されたことからも推察されるように、東武鉄道は「TJライナー」の運行時間帯の拡大やさらなる増便を検討しているようです。土曜休日の池袋21時台・22時台の「TJライナー」設定、川越や比企地方への行楽向け「TJライナー」など多様な列車設定を期待したいところです。



翌4月15日は、西武新宿線本川越(時の鐘と蔵のまち)06時09分発特急「小江戸2号」西武新宿行き(列車番号102)5号車に乗車しました。10000系10112最終増備編成でした。



本川越を各号車平均3人程度の乗車で出発しましたが、5号車は狭山市約20人、所沢4人と所沢までは比較的おとなしめの乗車に留まっていましたが、東村山で1人が下車したのと入れ替わって40人乗車があり、満席となりました。今日の「小江戸2号」を見る限り、東村山を特急停車駅に加えたことは大成功のようです。



それにしても気になったのは、本川越→所沢間の低乗車率と所沢からの乗車が少なかったことです。狭山市では、06時17分発「小江戸2号」を見送って、次の06時22分発急行西武新宿行き(列車番号2608)まで待つ旅客が多くいました。この中には、高田馬場・西武新宿方面の旅客だけでなく、所沢で西武池袋線に乗り換える旅客も相当する含まれているものと思われます。

現状では、仮に狭山市→池袋の全区間で特急に乗車する場合、狭山市→所沢間特急料金360円と所沢→池袋間特急料金360円の合計720円がかかります。狭山市→池袋間を利用する旅客の中には、狭山市→所沢間では一般列車を利用し、所沢→池袋間を特急利用する旅客も少なくないものと推測されます。利便性向上のためには、西武池袋線の特急料金と西武新宿線の特急料金を「通算制」にすることができれば、旅客は気兼ねなく、狭山市→池袋の全区間で特急に乗車することが可能となります。

仮に狭山市→池袋34.5kmを「通算制」にできれば、特急料金は360円となります。西武鉄道にとっても、乗車率が低くなりがちな、西武新宿線所沢~本川越間および池袋線所沢~飯能・西武秩父間の乗車率向上につなげることができるでしょう。狭山市→池袋ではをすべて一般列車で移動した旅客も、狭山市から乗車しても料金が変わらないと分かれば、新たな需要の掘り起こしにもつなげることも可能となるでしょう(詳しくは、拙著『「通勤ライナー」はなぜ乗客にも鉄道会社にも得なのか』(東京堂出版)155~164ページをご覧ください)。

池袋・新宿~川越・本川越間には、西武新宿線、東武東上本線(+東京地下鉄副都心線)、そしてJR埼京・川越線の3ルートがあり、競合関係にあります。中でも、西武新宿線と東武東上本線には、通勤ライナーがそれぞれ運行され、日々多くの通勤利用があります。

上記3ルートの運賃と所要時間を比較すると、以下の通りです。



西武は、新宿と川越の両ターミナルが中心部からやや離れた位置にあるものの、乗換のなさやハイグレードな特急車両の運行で高品質なサービスを提供しています。

東武は乗換の手間はあるものの、所要時間の速さで優位に立っています。

JRは埼京線と川越線の直通列車を利用すれば乗換の手間は省けるものの、3ルートの中で運賃と所要時間が最も高くなっています。しかし、恵比寿以南および臨海副都心方面へのダイレクトアクセスが最大の魅力です。

また、「通勤ライナー」の比較では、西武新宿線では専用の特急車両が使用されているのに対して、東武東上本線では一般列車と「TJライナー」の兼用車両が用いられており、内装には格差があります。東武東上本線にも、西武レッドアローのようなハイグレードな特急車両が期待されるものの、日中時間帯の一定以上の乗車率が困難であることが見込まれる中では、実現可能性は乏しいと言えるかもしれません。

しかし今後、鉄道会社は少子化で乗車人員の減少が予想され、魅力的なサービスで潜在需要を掘り起こすことがますます重要になることは確実です。鉄道会社による斬新なサービスが提供されることを期待しています。
皆様、こんにちは。

今朝は、浜松駅近くのビジネスホテルを出発し、7時04分発「ホームライナー静岡4号」静岡行き(4384M)2号車に乗車しました。



373系F2編成3両+F10編成3両による運行です。



浜松出発時点で全号車で70人程の乗車がありました。



静岡地区のホームライナーでは、座席背もたれカバーのポケットに乗車整理券(320円)を入れておくと、車掌が黙視で車内改札する方法が採用されています。



その後2号車は、磐田+6人、袋井+7人、掛川+1人、菊川+9人、島田+2人、藤枝-1人+12人、の変動があり、静岡到着前にはほぼ満席となり、相席を嫌う人による立席も発生していました。



静岡駅2番線到着後、多くの旅客が改札口へと向かいました。同じホーム反対側1番線の普通熱海行き(424M)に乗り換えた旅客はわずかでした。



本年3月15日のダイヤ改正で、静岡7時00分発「ホームライナー沼津2号」沼津行き(4372M)が増発されたことは、静岡地区における朝の通勤・通学時間帯における旺盛な着席需要をうかがわせます。

※JRホームライナー一覧については、拙著『「通勤ライナー」はなぜ乗客にも鉄道会社にも得なのか』(東京堂出版)46ページをご参照ください。
皆様、こんにちは。

JR山手線新宿21時03分発特急「スワローあかぎ13号」前橋行き(4013M)2号車普通車指定席に乗車しました。



185系0番台A編成10両(JR大宮支社大宮総合車両センター所属)による運行です。



2号車は新宿出発時点で5人、池袋から6人が乗車しました。各号車でばらつきはありますが、全体乗車率は2割程度に止まっていました。

2号車に乗車していたサラリーマン風中年男性が、「スマートフォンで操作しても『えきねっとチケットレスサービス』で特急券を変えなかった」と係員に文句を言っていました。4月30日までに「えきねっとチケットレスサービス」で「スワローあかぎ特急券」を購入すると、通常料金より500円引きとなるキャンペーンを実施していますが、もしチケットレス特急券を買えずに乗車した場合、正規の指定席特急料金が請求されるだけに、サラリーマン氏も必至にならざるを得なかったのだと思われます。



「スワローあかぎ」では「スワローサービス」と銘打たれた、全席指定制が採用されているため、自由席特急券で乗車することができません。



このキャンペーン終了後には、通常の値引き額(300円)に戻されるため、乗車率の低下が懸念されるところです。

私は大宮で下車しました。各号車平均3人ずつが下車しましたが、乗車した旅客は全号車で10人前後といった程度でした。

ホームでは警備員が、「『スワローあかぎ』ご利用にあたってのご注意」と書かれた看板を身体の前後に掲げていました。まさに「サンドイッチマン」ですね。



本年3月17日ダイヤ改正直前までは、新宿21時29分発特急「あかぎ9号」前橋行き(4009M)として自由席主体の運行でしたが、新宿出発時点で3~4割の乗車率はあったように思います。

私は、小田急ロマンスカーや西武レッドアローなどの大手私鉄の有料特急への自由席導入を提案していますが(詳しくは、拙著『「通勤ライナー」はなぜ乗客にも鉄道会社にも得なのか』(東京堂出版)217ページをご参照ください)、JR東日本の「成田エクスプレス」等の全席指定制特急にも自由席を設けることが望ましいと考えています。

一部割安な企画券を発売しているとはいえ、全席指定制列車では、自由席のような気楽な乗車はどうしても実現することができません。全席座席指定制特急では、敷居の高さは否めないところです。

「スワローあかぎ」や「成田エクスプレス」、「スペーシアきぬがわ」への自由席設定が望まれます。
皆様、こんにちは。

本日は、近鉄内部線近鉄四日市~内部間に、「弥次喜多まんじゅう列車」が運行されました。

260系115編成3両編成に「弥次喜多まんじゅう列車」のヘッドマークと車内広告が掲出されました。



近鉄四日市駅または内部駅で、乗車券購入者を対象に、先着500人に「東海道日永郷土資料館」でお茶と和菓子の接待を受けられる「呈茶券」が進呈されました。

私は、近鉄四日市駅で偶然に出会った、「特定非営利活動法人四日市の交通と街づくりを考える会(YTT)」のメンバーと、四日市市議会の石川よしき議員とともに、11時00分発普通内部行き(列車番号1141)「弥次喜多まんじゅう列車」に乗りました。

車内は小さな子どもを連れた家族連れなどが乗り込んでいました。



私たちは、泊駅で下車し、徒歩5分程の「東海道日永郷土資料館」に向かいます。



資料館ではすでに多くの先客がお茶と和菓子のおもてなしを受けていました。



資料館は四日市の郷土資料を中心に、内部・八王子線の年表や写真、土地買収の目論見書など貴重な資料が展示されていて、見ごたえがあります。

資料館を後にして、追分駅前の「洋風食堂モンヴェール」まで歩き、昼食を頂きました。リーズナブルなお値段で一流の洋食を頂くことができる内部線沿線の名所の一つです。内部・八王子線への熱心な支援も特筆され、YTTのサポート会員(法人)にもなって頂いています。



オーナーの青山さんから、3月2日に運行された「第2回ワイン列車」の前面展望シーンを収めたDVDを頂きました。後ほど、じっくりと鑑賞いたします。

帰りの電車では、芳野正英議員にもお会いし、内部・八王子線の活性化についてお話しをさせていただきました。

内部・八王子線は、2016年春より、新会社「四日市あすなろう鉄道株式会社」による運営に移行します。ぜひみんなで乗りましょう!