昨日は、東京10時56分発はやて23号新青森行き10号車グランクラスに盛岡まで乗車しました。E5系U12編成10両編成+E3系6両編成(編成番号不明)による運行でした。列車は出発の5分位前に入線してきました。列車本数が多いのでやむを得ない面はありますが、もう少し早く入線して車内に入れてほしいものです。


グランクラスは、東北新幹線で提供されている「ファーストクラス」サービスです。グリーン車のさらに上級(アッパークラス)の上質な車両です。


大塚良治の鉄道ブログ 大塚良治の鉄道ブログ 大塚良治の鉄道ブログ


この日のグランクラス18席は満席でした。荷物棚は航空機と同じハットラックです。ラックのドアを閉め忘れると、専任のグランクラスアテンダントが閉めてくれます。また、荷物収容の介助もしてくれます。なお、おもな客層は第一線をリタイアしたシニア層でした。


大塚良治の鉄道ブログ 大塚良治の鉄道ブログ


座席は電動リクライニング機構を備えています。電源コンセントも1席ずつ完備されています。バックシェル方式ですので、リクライニングしても、後ろの座席に干渉しない仕組みになっており、快適そのものです。シートピッチは1,300mmで、グリーン車よりも140mm大きくなっています。この140mmは数字以上に前後のゆとりを感じます。また、一人ひとりに専用の使い捨てスリッパも備え付けられています。


大塚良治の鉄道ブログ 大塚良治の鉄道ブログ


グランクラスの特色は、何といってもグランクラス専任アテンダントによる、ドリンク・軽食サービスです。軽食は和食と洋食のいずれかを選べます。下り便と上り便で軽食の種類は異なります。ドリンクは、ワインやシードル、ワインなどのアルコール、ホットコーヒーやハーブティー、ダイエットコーラなどのソフトドリンクを取り揃えていて、お代わり自由です。お菓子はアップルパイかおかきのいずれかを1回だけもらえます。


大塚良治の鉄道ブログ


アテンダントは、乗客が下車する駅を把握していて、下車する前に個別に挨拶に来てくれます。


私たちの座席の隣の1人席に座っていた高齢の男性客は一切のサービスを拒否し、雑誌を読みふけっていました。ドリンクは自身が持参したペットボトルのポカリスエットを時折飲む程度でした。この男性は仙台で下車していきました。きっと、仙台で会食の約束があったのだと推測します。


東京からわずか2時間26分の「ファーストクラス」の旅でした。混雑していて満足のいく車内の写真を撮影できませんでしたので、他日を期したいと思います。


盛岡で下車する際には、アテンダントの挨拶がありました。


大塚良治の鉄道ブログ 大塚良治の鉄道ブログ 大塚良治の鉄道ブログ


グランクラスに乗車した感想ですが、座席の座り心地とゆとり、軽食などの付帯サービスがある点で、グリーン車とは天と地ほどの差があると感じました。グリーン車は普通車よりも多少ゆとりがある程度ですが、グランクラスのゆとりは徹底しています。設備はまさに「ファーストクラス」そのものでしょう。


また、乗車したいと思います。


その後、当駅で13時51分発山田線快速リアス宮古行きに乗り換えて、宮古に向かいました。