指数X公式サイトの解析チームに所属しているKです。
POG2022-2023年度の指名馬候補を期間限定でピックアップ馬第2弾を紹介します。
本日はハーツクライ産駒、ドゥラメンテ産駒をピックアップします。
■ハーツクライ産駒
牡馬はミスプロ系、ボールドルーラー系、ダンチヒ系など米国系スピード・パワーや早熟傾向の血統、牝馬は欧州系血統馬が好相性。リスグラシューやヌーヴォレコルトなどのG1馬はいるが、全体的には牡馬の方が優勢な印象。
ドウフォルス
母:スカイダイヤモンズ(母父:First Dude)
厩舎:(栗)友道
母父ボールドルーラー系でストームバード系、ミスプロ系、少し薄いがダンチヒ系やマッチェム系も保持と母方は米国系血統多数。ハーツクライ産駒が得意な友道厩舎というのも〇。上位指名馬候補。
サトノトルネード
母:タイタンクイーン(母父:Tiznow)
厩舎:(美)国枝
母父マッチェム系でボールドルーラー系、ミスプロ系、ダンチヒ系持ち。里見オーナーが庭先購入。リアドやギルデッドミラーなど上はみな勝ち上がっているがやや遅めな傾向。中~下位あたりで指名できれば。
馬名未定
母:リリーアメリカ(母父:American Post)
厩舎:未定
今年のハーツ産駒牝馬は米国系血統が多い中で母方が欧州系血統馬で唯一気になった馬。母はリスグラシューの母の全妹。同馬の全兄は1勝(地方3勝)だが牡馬よりは牝馬の同馬の方が血統的には好相性。唯一の情報が社台ファーム産というだけなので今後の情報次第で穴馬候補。
■ドゥラメンテ産駒
タイトルホルダー、スターズオンアースと牡馬牝馬でG1馬を輩出するなど牡馬牝馬差の偏りはなさそう。血統的には母方が欧州系(産)でサンデー系血統を持たず、ミスプロのクロス、ミスプロ系保持馬が好相性。
ディンディンドン
母:ベルアリュール2(母父:Numerous)
厩舎:(栗)杉山
昨年ピックアップしたベルクレスタの半弟。母方は非サンデー系血統でミスプロ系&ネヴァーベンド系持ちはタイトルホルダー、ミスプロ4×3クロス持ちはスターズオンアースと同じ血統構成。母の仔初の牡馬がどうなるのか含め期待したい。
アイノセンシ
母:スターズアラインド(母父:Sea The Stars)
厩舎:(美)牧
母方欧州系血統でサドラー系、ミスプロのクロス持ちはタイトルホルダーと同じ。しばらく空胎が続いており上は2頭しかいないが、ダートG1馬テオレーマと3勝馬ハーモニーマゼランがいるなど母は良質繁殖。人気はなさそうなので下位の穴馬候補。
パルピターレ
母:カヴァートラブ(母父:Azamour)
厩舎:(美)国枝
母は愛仏G1馬の欧州系血統でミスプロのクロス持ち。評判馬だった姉プルサティーラは案外だったが馬格はこちらのほうがありそうとのこと。牝馬の国枝厩舎で早めのデビュー予定、すでにゲート試験合格済みなので期待したい。
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