学校が始まるとすぐ息子の波動が落ち乱れ始めた。


それも経験だし学びは沢山あるから波動が落ちる事自体は悪い事とは一概には言えないのだが、
波動を下がりっぱなしだと免疫力も下がり病気になりやすかったりする。
そんな時は気分転換や休養は必要だ。


学校には沢山の子供がいて、色んな個性が一同に集められていて波動が合う子もいれば合わない子もいる。
その中で共に生活をせねばならないのは刺激的ではあるが、過酷な環境にも思える。


子供はフレッシュなボディゆえに、エネルギーが強いしパワフルだから疲れをあまり感じないし耐えられているが、共感能力が高い子や感受性が豊かな子にとっては試練だ。


たまに参観日で行くとあまりのエネルギーの強さに怯み、早く家に帰りたくなるし静かな場所に逃げたくなってしまう。


うちの息子も学校はみんな声がうるさいから嫌だ。と言って運動会の応援合戦さえも苦痛らしい。

もちろん波動が荒々しい子もいて意地悪されたりすることもある。
嫌なことをされ我慢した分、家に帰ると少々荒れたりして波動が乱れているのが分かる。


息子にとって家は1番安心できる場所で母親は1番安心できる人であって欲しいので私は家を綺麗に掃除しリラックス出来る空間を作り自分も波動高くして帰りを待っているのだが、息子が波動を爆下げした状態で帰ってくると、家とも私とも波動が合わなくて喧嘩になり疲労感がどっしり家の中に充満してしまうことがあるのだ。


こちらもそんな時は
遊ぶ前に宿題をやろうね、とは言いたくないのだが言わないと平気で忘れていくし、宿題勉強をする事は我が家のルールだから毎日促すようにしているのだが、親になる辛さをこういう時に感じる。


よく勉強出来る子の親は「勉強しなさい」と言わないとよく聞くが、それは言われなくても自主的に宿題勉強が出来る子だから親がわざわざ言う必要がないだけで親の功績ではない。

子供に自主性があるのだ。


やらない子は言われなかったら本当にやらない。
気付いたとしてもやらない。


学校には宿題をやらないと子も一定数いるようだが、私が1つ言えることは、出来るのならやった方がいい。それに越した事はない。


宿題を忘れた子はどちらにせよ休み時間のガヤガヤガチャガチャした環境の中で宿題をやらなくてはいけないし、宿題を出来る環境が家にあるならば疲れていようが少し休憩を挟みながらも宿題と勉強はやった方が良いと私は思っている。


大人になって社会に出ると分かる事だが
勉強を普通よりそこそこやってきた人は考える力が身に付いているので仕事をする上で自主的に計画を立て、実行し、結果を上げる事をスマートに行うことができる。

俗に言う[仕事が出来る]人間だ。

勉強は結果(テストの点数)が求められ、仕事も実績、売上げが求められるから仕組みは似ていると思う。


今は親が意識的に促してやらせているが、そのうち本人が自主的に出来るようになるまで自然と促すのが親の役目だと感じている。


昨日もお疲れの状態で帰ってきて、嫌々宿題と勉強をした後、唯一の楽しみのゲームを少しだけやったらすぐに習い事だったので、波動は低い位置をキープしたまま、学校→宿題→勉強→習い事。さすがにここらで気分が上がるサプライズを挟まないと息子の波動が底をついてしまいそうだったので上がりそうなサプライズを考えた。


習い事を終え、無表情の息子が車に乗った直後にこう伝えた。


これからお寿司食べに行こっか


ヤッター!!これってサプライズー?!ヤッター!!お寿司行きたかったんだ!!


一気に波動が爆上がり↑↑


前も言ったが、うちの息子はとてもシンプルに出来ている。

疲れなど吹っ飛んだように車の中でウキウキワクワクして口数も多く、楽しかった事や嬉しかった事を次々と話し出した。


サプライズが成功して息子の分かりやすい良い変化に私もウンウンと気持ち良く聞いて波動が高まった。


夫は飲み会だからご飯いらないし、2人だけだから100円寿司だけど息子は目の前で目をつぶって唸りながら


幸せ〜〜


普段口にする事のない言葉を発し、普段滅多にする事のない表情をしながらお寿司を味わっていた。


お疲れ様でした。よく頑張ってるね。と伝えたら、息子はグーを✊作ってタッチを求めてきたのでそれにグーで答え私もお寿司を口に頬張った。