少し人生振り返ってます。 | 松竹芸能師匠たちのオフィシャルブログ『アラ還ブログ』Powered by Ameba

少し人生振り返ってます。

海原はるかです。


静かな一時が僕の気持ちを穏やかにして何となくですが今迄の人生を振り返りながら結構波瀾万丈やったなぁと思いますが逆に良くぞ乗り切って来れたとも思います。

生まれは熊本ですが余り幼い頃の記憶は薄らいでますが幼稚園時代は微妙に覚えております。

八景水谷(はけのみや)と言う熊本の水の綺麗な水源地の近くにあった幼稚園で八景水谷幼稚園?清水幼稚園?のどちらかの名称でしたが思い出せません、小学校は清水小学校の名称は間違い有りませんし小学校6年の時に少しですが芸能の世界に興味を持つ出来事がありました。

6年生の時に熊本市内の小学校の児童会長が集まって何のテーマかは忘れましたが話し合いが持たれて清水小学校の児童会長をしてた僕が全体会議の議長を務めたのです、え!君が児童会長?紛れも無い事実なんです。その時に熊本のローカル局のニュース番組に僕の司会進行の姿がTVにアップで映し出されたのです。

翌る日の僕は小学校ではアイドルスター並みの人気者になり初めてテレビの影響力の凄さを知る事となりましたが芸能の世界に興味を持つ迄にはまだ時間が掛かりました。

中学生から高校生になり当時の住まいエリアに映画館が有り良く映画も観に行きましたが有り難い事に住まいの隣には映画館の映写技師の方がお住まいで招待券を頂いたり時には映写室から見せて頂く事も有りました、そして僕の人生を決定する映画に出会ってしまったのです。

作家の野坂昭如さんの作品で(エロ事師たち)が原作で出演者の中に俳優の小沢昭一(おざわしょういち)さんが出演されてましてワンシーンに感銘を受けてしまったのです、そのワンシーンとは?小沢昭一さんが仕事終わりで居酒屋の片隅で酒を飲んでいる時に全く関係の無い若い女性が椅子に座ろうとした瞬間に小沢昭一さんが女性のお尻をさり気なく触り知らぬ顔して又酒を飲み女性も触られた事すら気が付いて無かったのです。

このワンシーンを見て完璧に芸能の世界に憧れを持ち役者になりたいと思ったのです、今思えば本当に変な奴だと思いますが当時は真剣でした。

でも僕の家庭環境は父親が銀行員で母親は元学校教師と芸能の世界とは無関係で縁のない環境でしたが弟だけは常に応援してくれた我が家では唯一の理解者で有り味方でした、両親を言葉で説得しても無理と判断した僕は当時としてはビックリする手段を選びましたが続きは次回に書かせて頂きます。


写真は今でも幸せだと思いますが今以上に幸福になりたいと思い福の文字の器のメニューを注文しました。