書き続けて13年目になります。 | 松竹芸能師匠たちのオフィシャルブログ『アラ還ブログ』Powered by Ameba

書き続けて13年目になります。

海原はるかです。

今日も書かせて頂きますが昨日一昨日のブログタイトルを見て自分で笑ってしまいました、言葉をひっくり返しただけで今日になって初めて気が付きました。
ブログも書かせて頂き始めて13年目になりますが芸人人生の終了まで書くのが少しオーバーに言えば使命と考えてますので、今日も振り返りながら思い出しながら海原はるか回顧録の始まり始まりです!

どの仕事でも一緒だと思いますが続ける事が大変なのは皆さん一緒だと思いますが逆に言えば続ける事が出来る環境に置かれている事には本当に感謝しか無いですね、今まで同じ頃に芸人人生をスタートさせた色々な漫才コンビが何処かで歯車が狂い辞めざるを得ない芸人仲間を良く見て来ました。
辞め方も色々で結構して子供が出来て生活に追われ顔が疲れ切って舞台上の輝きが0になり自然消滅的に去った仲間達は多くいました、仕事が有れば気持ちも穏やかになり全ての事が良い方向に進んで行きますが逆になると本当に辛い現実が待ち受けていますので、有る取材を受けた時に記者の方がコメントされてましたが芸能の世界で御飯が食べれるのは一握りでマスコミ関係の仕事が出来るのは(ひとつまみ)ですからの指摘には改めて驚いてしまいました。

厳しい世界ですが僕自身は一度もコンビ解散とか芸能の世界から足を洗いたいとかは考えた事は皆無でした、コマモダン寄席は閉館になりましたが有り難い事にラジオを中心としたレギュラー番組は多い時は5本前後キープしてた記憶がありますが常にテレビ番組に露出する状況では無かったのは残念ながら紛れも無い事実でした。
そして我々が所属してましたプロダクションのマネージャーさん達の努力の甲斐あって松竹芸能の舞台に出番を頂けるようになりました、最初の舞台は通天閣で馴染みの深い新世界に有る(新花月)と言う劇場でしたが初めて地下鉄動物園前で下車して教えて頂いた出口から劇場まで向かう途中で少しビックリする事に出会いました。
新花月劇場は一日三回公演になりますので僕ら若手芸人?そこそこの年齢でしたが売れるまでは何故か若手芸人になります、楽屋入りが午前中になるのですが朝から劇場に行くまでの通りに有る立飲みの居酒屋さんは満席状態には驚きました。
コマモダン寄席が所謂梅田に有りましたので環境の激変ぶりに本当に驚きました。

写真は寛ぎの一時をチョツトお洒落に。