無事終了です。 | 松竹芸能師匠たちのオフィシャルブログ『アラ還ブログ』Powered by Ameba

無事終了です。

海原はるかです。

今日が四日間連続で舞台を務めさせて頂きました国立文楽劇場の上方演芸特選会の最終日になりますので舞台終わりで衣装や靴ベルト靴下と舞台の付属品を全て持ち帰りますので今日はトレーニング師匠にお願いして舞台前のトレーニングになりました、師匠より少し早めに入館して検温、消毒、マスクして師匠の到着を待っております。
トレーニングの時はタオルを頭に巻いて髪の乱れを防いでますので自宅ではヒゲだけ剃って頭の髪は久しぶりにシャワールームで洗う事にしました、舞台の上がり時間から逆算してトレーニング時間は40分!
最近は重たい重量からチャレンジです、50キロからスタートして(ワンセット上げ下げ10回を5セット)次に40キロを2セット上げ下げして別のマシンで筋肉を鍛えてトレーニング終了後に頭の髪を洗いセット終わりで国立文楽劇場の楽屋に入って出番を務めて四日間ありがとうございました。

そして又思い出しながら書かせて頂きます芸人人生物語、コマーシャル撮影の時の事は朧げには覚えておりますが何処のスタジオかは記憶から消え去りましたが食べるシーンでは本当に美味しくてコマーシャルのオンエアーを見ても自分でも美味しそうな顔で食べてるなと納得してました。
コマーシャルがオンエアーされたら人気者になってテレビの仕事も舞い込んでスケジュールも真っ黒になる夢を想像してましたが残念ながら思う様には行きませんでした、それでも長年コマモダン寄席の舞台で頑張ってましたら少しづつでは有りますがお客様に笑って頂き笑い声が舞台上の僕らの耳に届くようになりました。
その頃から舞台の漫才以外にお客様と一緒に遊ぶコーナーの司会進行の仕事をさせて頂く様になり漫才とは違う事を勉強出来たように思います、記憶は本当に曖昧なんですが師匠宅での住み込み弟子をしながらの漫才生活も終わりに近づいて来ました。
多分間違いないと思いますが師匠が弟子修行を卒業して師匠宅を出て独立して自分達二人で芸人人生を過ごす様にアドバイスして頂きました(噺家さんの場合でしたら年季奉公が何年か決まっているみたいですが、漫才の場合は師匠の判断で決めると聞いた事があります)我が師匠の場合は僕の勝手な想像ですが何時迄も師匠宅に二人が弟子として居たら漫才以外に時間がある時に家具手伝いの仕事をして全てが中途半端になってしまうと師匠が判断されたのだと思いました(本当に本当に有り難い師匠でした)
この後の事は又思い出して明日のブログに書かせて頂きます。

写真は今朝の朝食をパチリ!