今日から四日間の出演です。

海原はるかです。

今日から四日間は久しぶりの舞台になります、我々が何時も出演させて頂いております心斎橋角座では無く地下鉄日本橋駅下車の国立文楽劇場なんです。

我々が所属してます親睦団体の関西演芸協会からの依頼なんです、数年前にも出演依頼が有りましたがコロナウィルス蔓延防止の為に中止になりましたので今回も心配しておりましたが予定通りの開演となり喜んでおります。

そして今日も古い記憶の扉を開いて書かせて頂きます芸人夢物語(又々、パチ！パチ！ジャーン)ぴんからトリオさんの女のみちはコマモダン寄席の芸人さん達の大応援合戦やプロダクションの皆さんの必死の努力や当時の三人さんの持ち合わせた強烈な上昇運に引っ張られて何と400万枚を売り上げて演歌界の常識を打ち破ってしまったのです、そして時代の波に乗りテレビの歌番組で三人のメンバーさんの歌声を聞けるまでになりました。

不思議なんですが一組のビッグスターの誕生はコマモダン寄席にとっても新たなスタープレイヤーが出現することになりました、僕の記憶では矢張り漫才は僕らの姉弟子になる海原千里万里さんは今までに無い可愛いくて綺麗な姉妹コンビで歌よし、喋りよしのアイドル的な存在でした。

僕らも同じプロダクションに所属してましたので千里万里さんと一緒に仕事をする事がありましたが二人を見たさに楽屋口の前には長蛇の列で主催者の方が急遽ガードマンを雇って警備にあたる姿にビックリした記憶は今でも残っております、そして新たなスタープレイヤーは当時人気テレビ番組の確かウィークエンダー？だと思いますがレギュラー出演されてたのが桂朝丸さんでした。

矢張り東京の全国ネットの人気番組の影響力は半端じゃないのを身体中で感じましたが我々は漫才で頑張るしか方法は無く正直な話をしますと余り羨ましいと思う気持ちは湧いて来なかったのは不思議でした、お分かりだと思いますが桂朝丸さんは今の(桂ざこば)さんですよ。
そして朝丸さんと同じく人気があったのが(桂べかこ)さんは今の桂南光さんはNHKのバラエティー生活笑百科でもお馴染みの顔ですね。

写真は国立文楽劇場の出演ポスターをパチリ。