二刀流です。 | 松竹芸能師匠たちのオフィシャルブログ『アラ還ブログ』Powered by Ameba

二刀流です。

海原はるかです。

大リーグの大谷選手ではないですが新聞&芸能の二刀流の和泉君の大阪暮らしも少しづつ落ち着いて来ました、今まで熊本では同級生の女の子の両親が経営する酒屋さんでアルバイトをした程度ですから大都会大阪の生活に馴染めるか少し不安でしたが大丈夫で結構順応性がある自分を知ることが出来ました。

そして大阪に来て初めての正月を迎える事になりましたが元旦の朝刊は普段の倍の紙面や折り込みチラシ広告で重たく二回に分けて配達し新しい年を迎えることに、大都会大阪で元旦を迎えられ挫折もなかった事にホッとしてました。

それと以前自己紹介を兼ねて写真入りのご挨拶状を購読者の方が覚えていて何と激励のお年玉を頂いたのは少しビックリして嬉しくなりました、春になり新しい学院生が入って来て一年目の芸能の基礎訓練的な授業が終了し二年目に入って演劇と漫才の授業が別々になりました。

正直二年目の授業内容は記憶が殆どありませんが卒業する時に演劇部全員が出演する卒業公演のお芝居を長い時間稽古しながら皆んなと作り上げていった記憶は残ってます、僕の役柄は人生に疲れて全てを放棄したホームレスみたいな役柄でした。

卒業公演も終わり二年間の授業も終了して俳優として役者としてプロダクションに所属するどころか先の見えない悶々とした時期を過ごしてましたら読売新聞の若手社員さんから連絡がありました、小沢昭一さんの弟子として芝居の勉強をしたい気持ちを伝えてましたのでワクワクしながら会う事に!

場所は大阪読売新聞のロビーでした、若手社員さんは二年間新聞配達員と明蝶芸術学院生として挫折する事無く両方を務め上げた事を喜んで頂きましたが僕が知りたいのは小沢昭一さんへの弟子入りの話なんです。

そして一瞬の沈黙の後に社員さんから出た言葉は小沢昭一さんは弟子は取らないというコメントでした、話をしている途中で何となく想像してましたが社員さんの口から言われると気持ちは結構沈みましたが切り替えも早い方なので笑顔で感謝の気持ちを伝えて読売新聞を去りました。

写真は久しぶりのノンアルコールビール付きの夕食をパチリ!