僕の人生を振り返ってお話します！【第31話】

海原はるかです。


デビュー舞台の10日間は夢のように早く過ぎ去ってしまいました

その10日間に師匠が僕らの舞台をこそっと見て頂いてたり、所属プロダクションの社長やマネージャーさんに見て頂いてたりと、悩む時間も考える時間も無く終わってしまいました。

そして毎月の闘いはこの時から始まりました

それは社長命令で「君らは新人で面白くないのは仕方ないけど、お客様の前に出る以上、せめてネタぐらいは毎月変えなさい」とのお達しでした

これは結構大変な作業になりました

と言うのも、２人とも家具手伝いと師匠のお世話をしながらの作業になりますから

でも本当に大変なのはかなた君です(ネタ作成は彼が一人でやってくれておりましたので)

夜遅くまでネタの作成をして覚えて(かなた君は自作でしたので、書いている時にネタが頭に入っていたみたいです)、ネタが完成したら阿倍野のプロダクションへ。

社長の前で覚えたての新ネタを披露すると「オモロないな、君ら芸人辞めたら！　はるか君は熊本帰って農業やったら！」

別に実家は農家ではなかったのですが、僕のイメージなんですかね

ひどい時は芸名を言っただけでネタに入ろうとしたら「ほんまにオモロないな！」とムチャクチャのコメントでした

それでも僕らの『10日間の舞台の闘い』は続きます。

第32話へ続く・・・


久しぶりのファッションチェック。皆さんに助けて頂いております