僕の人生を振り返ってお話します!【第23話】 | 松竹芸能師匠たちのオフィシャルブログ『アラ還ブログ』Powered by Ameba

僕の人生を振り返ってお話します!【第23話】

海原はるかです。


鹿児島の彼が居なくなり、漫才修行は振り出しに戻ってしまいましたガーン

焦る程ではありませんが、少し心の不安は残りますあせる

海原家具の手伝いをしていて、よく失敗もやりましたしょぼん

当時、僕はお客様のお宅にサイドボードを運んでいたのですが、僕の不注意でガラス戸を何枚も割ってしまいましたドンッ

そしてある時、お浜師匠の部屋に呼ばれたのですあせる

家具手伝いの不用意な失敗を注意されるのかな?と思いましたが、全く違っておりました。

師匠の口から出た言葉は「秀君、誰か漫才のコンビを組むような子はいないのか?」

これには少しビックリビックリマーク

と言うのも、コンビは師匠から「この人とやりなさい」と言われてやるものかなと思っておりましたので・・・

そして僕の脳裏に浮かんだひらめき電球のは、明蝶芸術学院を卒業して“食べれないであろう芸能界”を生き抜く為に1年間はトラックドライバーをして夢に向かって頑張っている西尾君のことでしたニコニコ

早速電話電話

いえいえ、当時の彼は1年間殆どトラックドライバーとして働いておりますからアパートには居ません。

アパートの管理人さんに電話電話で尋ねても何時に帰って来るか不明なんですあせる

連絡方法は手紙手紙しかありません。

考えたらのんびりしたグッドな時代でした
音譜

そして彼に送った手紙ラブレターの内容は?

『漫才コンビを組む予定の人が志し半ばで実家に帰り、お浜師匠に「誰かコンビを組みたい人はいないのか?」と尋ねられたので西尾君の事を話したのやけど、君が漫才コンビとして僕とやってくれるのやったら一度お浜師匠に会ってもらえないか?』という内容でした。

速達で手紙を出して彼からの返事を待ちます。

第24話へ続く・・・


写真は我が家の守り神の瓢箪ですビックリマーク そして後ろのトロフィーは「上方漫才大賞の奨励賞」を頂いた時のモノです。