僕の人生を振り返ってお話します！【第17話】

海原はるかです。


僕の粘り勝ちでプロダクションの社長から頂いた一言は「海原お浜・小浜さんの所に弟子入りするか？」でした

何故「お浜・小浜さん」なのか、僕には理解出来ませんでした

でも、兎にも角にも大阪で芸能界に留まる方法としては“これしかない”と思いましたので、頭を下げて「宜しくお願いします」の言葉が精一杯でした。

ところが、これで弟子入りが決まった訳ではありません

社長が言うには「お浜・小浜さんの了解が必要」なのです

そこで会社のスタッフの方と広告代理店の方とで、お浜・小浜さんがテレビ収録のために楽屋入りされている日立ホール(今はありません)まで行く事に。

場所的には明蝶芸術学院のご近所ですからすぐに分かりましたが、生まれて初めてのテレビ収録の現場ですし、僕の人生が懸かっておりますから心はガチガチです

現場に到着すると緊張感が高まって来ます

収録現場を通り抜け(その時に舞台袖でネタの稽古をされていたのが、人気絶頂の中田カウス・ボタンさんでした)、お浜・小浜さんの楽屋に。

スタッフの方がお二人に事情を説明され、広告代理店の方もご挨拶を済まされ、そして僕はお二人の前に

すると、お二人から出た言葉は意外なコメントでした

「兄ちゃん漫才師になりたいのか？　私ら女やさかいムッチャきついから止めとき」

このお二人のコメントには参りましたけれども諦める訳にはいきません

そこで僕がお二人に発した一言は、後々の語り草になる程の迷言(？)・・・いやいや名言となるのです

第18話へ続く・・・


写真は宝山寺へお詣りした帰りに頂いた、難波のワッハ上方の楽屋口の斜め前にある「しゃぶ亭(チン)」さんの豚しゃぶです。ランチタイムは御飯食べ放題で850円也。安くて美味い