膝の軟骨がすり減っても「痛みは出ない」
【画像診断のウソ】
この写真は妻のO脚です。小指を地面につけて1週間で改善したことをきっかけに、足指研究を始めました。今では足指矯正靴下「YOSHIRO SOCKS」と「ひろのば体操」に治療法を集約させています。Simple is bestですね。

2012年、アメリカ合衆国のボストン大学のAli Guermaziらによる医学研究チームの研究によると、膝の痛みのない方の710人を対象に膝のMRIを調べたところ、骨棘が74%、軟骨損傷が69%、骨髄病変が52%の割合で認められました。それは年齢が高いほど、MRIで検出可能なすべての種類の異常の罹患率が高くなるというもので、いわゆる加齢によって膝に何らかの異常が見つかるものの「痛みとは無関係」であることが証明されたのです。
さらに痛みを伴う膝(痛みの定義に応じて90〜97%)と痛みを伴わない(86〜88%)膝の両方で変形性膝関節症の割合が高かったのです。結論としてMRIは、膝のレントゲン写真が疼痛に関係なく変形性関節症の特徴を全く示さず、ほとんどの中年および高齢者の脛大腿関節における病変を示すというものでした。
先日の保育園講演会でもこの話題になりました。未だに整形外科では軟骨ビジネスを展開して、ヒアルロン酸注射が横行している。軟骨のすり減りは「結果」であって「原因」ではありません。ヒドイ場合だと手術を勧められて「骨切り」ないし「人工関節」を勧められるが、正座ができなくなるばかりか反対側の膝を痛める結果になります。
骨や筋肉の生理学的な基礎を学べば、手術をしなくても軟骨を元に戻すことは理解できます。私もこれまで何度も軟骨を自力で再生させた人を見てきました。足元から膝のアライメントを元に戻す(まっすぐに戻す)アプローチさえ行えば、変形性膝関節症がセルフケアのみで治る病気であることは誰でも理解できるはずです。
リハビリテーションの世界でも、この原理原則に基づいて理学療法を行なっている人は皆無。「治らない」という風潮が理学療法士の士気を下げ、ヨガに走る者、ピラティスに走る者、乳幼児予防に走る者、枝葉末節的なテクニックに走る者が大勢です。一時的な変化を求める「5分で〜」系のものは再発率の高さがダントツ。理学療法士にしかできないものを身に付け、自分自身が理学療法士になった「志」や「初心」を忘れてほしくはありません。
歩けない人を歩けるようにする。どんな状態の人でも絶対に歩けるようにする。夢・希望・勇気・挑戦を与え続けられる理学療法士であってほしいです。エビデンスなんてどうでも良い。目の前にいる患者さんの夢を叶えられる一人であることに挑戦し続ける。これは医師には真似ができない分野です。もっともっとリハビリテーションを追求してほしいです。
YOSHIRO SOCKS+ひろのば体操でカラダをまっすぐに整えましょう。口呼吸や低位舌の方も、筋力ばかり鍛えるのではなく、アライメント評価を適切に取り入れてリハビリを行うと良いですね。
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