避難所を8月末をめどに閉鎖することになった


仮設住宅も十分に確保されているとのこと


そろそろ、公共施設を本来の姿に戻す必要もあるし・・・


でも、この時期まで、避難所にいるということは


それなりの事情がある人もいて、そんな方は


この状況で集団から離れることの方が辛いと思います

どうか避難所生活をされてきた人たちの


心のケアだけは、この先も十分に気遣って


見守っていっていただきたいと思う





それはそうと




避難区域に指定されている地域を


徐々に解除する動きがある


何を根拠に、どんな基準で解除とするのか


まったくもってわからない





「家に帰りたい」「早く帰してほしい」


という住民の声


一方で


「避難させて欲しい」「集団疎開をしてほしい」


という住民の声





「じゃあ、帰りたい人を、さっさと返して


逃げたい人を、その空いたところにいれればいい」


みたいなむかっ


なんだか、そんな安易な声が聞こえてくるような気がしてならないむかっ




帰りたい人は


安心で安全な家に帰りたいのであって


爆弾抱えた状態のような町に帰りたい訳ではないと思う



出たい人は、ただの気休めじゃなく、


現在の正しい状況やリスクをきちんと説明した上で


その効果が認められるべき場所で


子供たちの将来を本当に案じたものであって欲しいのです




福島県の観光業界も、大変な被害なのは十分にわかっていますが


それとこれとを 一緒にして


「どうだ!! 県は 市は ちゃんと責務を果たしているだろう!!」


とういう、上から目線な感じが なんとなく気に入らないのです




それでも、今住んでいる場所より測定値の低いところに


子供を出したいという親心で


出るイベント 出るイベント 満員御礼


受け付け2時間で、もう満員!!




桔梗屋と越後屋と悪代官が 三拍子揃って


ふすまの陰から 高らかな笑い声が聞こえてくるようです




こんなふうに思ってしまう自分も なんか嫌だなぁ~って思いますあせる





内部被ばく検査が順次行われているが


その結果についてはあまり大きな話題にならない


新聞などにそっと載っている時がある程度だ


マスコミも騒がない


(牛にはあれだけ大騒ぎしているのにね・・・)




相馬の方で全く内部被爆をされていない方がいたとのことで


その方に、検査員を始め関係者の人が興味を持って


生活ぶりについてわざわざ訪問して調査して行ったとのこと


(内部被爆無しが、それほど珍しかったのかと… ガーン



その方の生活ぶりは本当に模範的で


① 窓は全部締切る

② 外出は1日1時間以内

③ もちろんマスク着用 長袖 長ズボン

④ 外出後は衣服の汚れを外で払い、シャワーを浴びて着替える

⑤ 家庭菜園などの野菜は一切食べない


これを、事故直後からずっと続けていたとのこと

部屋の中の放射能測定値は、外よりもかなり低かったとのこと

一部、被災して壁にひびの入った部屋の測定値が高かったようだが

その部屋は閉め切り、使用していなかったという



でも、重要なのは


調査員がわざわざ確認に来るほど


辺り一面 被爆者だらけってこと



その上 現在進行形で日々被爆が進んでいる状態なのに


1件1件 ちまちまと調査を続けていること



なにかが間違っていると思うし


この先 福島県は どんな方向に進んでいくのだろう・・・




親達の間で


合言葉のように ささやかれている言葉は


「政府は全くあてにできない。 自分の子供は自分で守らないとね」だ



そういってまた友人が郡山から離れていきました






今 私が一番欲しいもの


それは・・・


「行動力と決断力」





ちょっと遅い位ですけどね あせる