「今回も、他の選手の演技を見ながらアップしました。

僕は『本番での結果が良くても悪くても、どちらでも受け入れる』『悪くても、それを後で成功に繋げられる』という考え方でスケートをやってきました。

その考え方ができるようになってからは、他の選手の演技を見ても試合で緊張しなくなったんです」

平昌でも、6分間練習のあと最終滑走で、やることないから選手の演技見てたってさらっと言って

鈴木あっこちゃんが「えぇぇ~」ってビックリしてた。

五倫も世界選手権も1つの試合という捉え方だったんだよね。

 緊張はなかった。

しかし、6分間練習では調子が上がらなかった。特に、靴紐の締め方には、いつも以上に敏感になっていた。

靴紐の締め方って重要なんだよね。

「ショートの日は、右足を固く締めすぎていたのに、すごく良い4回転フリップを跳べたので『固くても良かったんだな』と思っていました。

フリーの日は、左足の紐を固く締めすぎていたのですが『固くてもショートは良かったな』と思って、そのまま本番も滑ることにしました」

これまでの経験からの感覚だったろうし、、これでいくと思ったならOKでしょう。

でも、FS始まってみたら違っていたってのも、それはそれですよね。

FS後の表情を見た時、ほっとしたというか悔いは無いんだろうなぁって感じました。

こういうこともある。

世界選手権だったけど、おそらく3連覇がかかるとかいう(周囲、マスコミ)けど、そこまで本人の意識はなかったのでは?

宇野昌磨、“現役最後の1日”を語る「朝ごはんは…食べたと思います」演技を終えた瞬間の“笑顔の理由”とは?「あの表情を僕はできたんだな」 (2/3) - フィギュアスケート - Number Web - ナンバー (bunshun.jp)

やることをしっかりやってきた上ので境地。

選手それぞれ違う歴史があって積み上げてきた時間の結果がどうあれ

やりきった、悔い無しと思って晴れやかな姿で現役引退を迎えられた。

 

ずっと昌磨君を見て来た。

ジュニアの頃からリアルタイムで競技を見てこられたのは幸せでした。

可愛い弟分の位置から羽生選手という世界を日本を牽引したアイコンが現役引退。

日本男子の長としての責任感を持った内容の発言が増えた。

この時期がまた、素晴らしい成長の証を見せてもらえた時間であったと。

プログラムを見る楽しみと同時に感動した場面でした。

お疲れ様でした。