ロサンゼルスのIRS犯罪捜査担当特別捜査官であるタイラー・ハッチャー氏は「ボウヤー氏の行動はブックメーカーの典型」だという。
「あいつらはセールスマンだ。彼らの仕事は顧客にプレーをし続けてもらうこと。
もう一人のセールスマンが『(信用賭けは)大丈夫だよ。次こそ勝てばいい』と言い続ける」
連邦捜査当局が発表した訴追状で明らかになった水原容疑者とブックメーカーのメッセージのやりとりの中でも「これが最後」と言いながら、ギャンブル地獄に陥っていく様子が浮き彫りになった。
水原容疑者がボウヤー氏と知り合ったのは、サンフランシスコのチーム宿舎のポーカー場だったが、
ボウヤー氏のような違法のブックメーカーは、顧客探しをエージェントやサブブックメーカーに依頼しており、エージェントには、顧客の価値に応じて、賭け分の10%から50%が手数料としてリターンされるシステムだという。
小さな額の賭け事をやってる人は基本ギャンブル好きの資質があるとみて
そういう人をスカウトしてギャンブル沼に嵌らせていくのでしょうね。
水原氏はいいカモだったんだろうなぁ。
実際に誘ってどんどん使い込みをしてしまった。
カリフォルニアとラスベガスのカジノのアカウント口座に預金され、カジノチップに交換された後に現金化。
いわゆるマネーロンダリングに利用されていた。
カジノで賭ける分には違法でないんだもんね。
米“闇社会”へ消えた大谷マネー…水原容疑者が大谷の銀行口座から盗んだ7800万円はマネーロンダリングと違法ブックメーカーの豪遊に使われていた…米報道(RONSPO) - Yahoo!ニュース
2021年に開業した「リゾート・ワールド」は、連邦捜査当局により違法なブックメーカーのマネーロンダリングに加担した容疑で捜査を受けて召喚されているという。
カジノの経営者や従業員は、疑わしい行為や5000ドル(約78万円)を超える取引に違法行為の疑いがある場合は、当局への報告義務がある。
「リゾート・ワールド」の元社長だったスコット・シベラ氏は、マイナーリーグでのプレー経験があるウェイン・ニックスの不審な活動の報告を怠ったという罪を認めている
ガードがかかる仕組みもあるんだなぁ。
上手く機能しなかった。
捜査が入るまで分からなかったんだよね。
今回の水原氏の事件発覚も違法ブックメーカーの取引記録にオオタニ氏の名前があったからなんだよね。