日本テレビ側とトラブルか?「セクシー田中さん」作者死去で漫画家の赤松健議員コメント | 獅子吼のブログ

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昔から頻繁に「原作者の望まない独自展開やキャラ変更」などが問題になってきた」と指摘。

しかし近年は原作者へのまめな報告や根回しが行われるようになり、トラブルが減っていたとの見方を示した上で、「しかし、それでもまだまだ『(原作者への)事前説明の徹底』と『二次使用に関する契約書』の詰めが甘いということだ。

この2点は主に出版社と制作側(製作委員会など)側の問題だが、原作者側でも『事前の説明で納得がいかなかったり、

後から約束と違うようなことがあった場合の相談場所やその知識』が必要になってくると考える。」としている。

かなり改善というか作者さんに寄り添うような体制になってはいたんですね。

ほんとに残念で悲しいニュースです。

「脚本家責める流れいけない」日本テレビ側とトラブルか?「セクシー田中さん」作者死去で漫画家の赤松健議員コメント|FNNプライムオンライン

 

ドラマ化ってことは

10話で収まるストーリー。

毎回、見どころがある。

皆が見たくなる展開。面白さ。

人気の俳優さん出演。

スポンサーさんへの配慮。

なかなか原作の思いに添ったドラマって難しいのかなって思う。

原作で表現したいこと、作者の思いとかを丁寧に汲んでいたらドラマって作れないのかも。

だいたいCM抜いたら1話45分くらいで10回とかでしょう。尺が決まっているんですよね。

脚本を詰めている時にTV局制作側と出版社や作者さんと協議したとしても時間が迫っているだろうし。

脚本家だってプロデューサーから、ここをもっとこうしてって言われて書き換えてるんじゃないですかね。

これではOKできないって言われても撮影スケジュールもあるだろうし、、。

 

「砂時計」は昼の帯ドラマで

じっくり丁寧に子供時代から作られていたので作者さんも納得だったのかもしれない。

(映画化もされた)

 

林真理子さんは自身の小説がドラマ化される場合(もちろん作者としてOK出してる)

別の作品になっていくという思いがあって口出ししないんだそうです。

以前、なにかに書いてあった。

 

でも、こうできない、思えない作者さんもいると思うんですよ。

 

芦原妃名子さん死去、「セクシー田中さん」脚本めぐり…TV局の傲慢と原作者“軽視”また浮き彫り|日刊ゲンダイDIGITAL (nikkan-gendai.com)

    

フジテレビで映画化とドラマ化した「海猿」の作者・佐藤秀峰氏が2012年に自身のSNSで、

同局のスタッフがアポなしで取材に訪れたり、「海猿」の関連書籍を契約書なく販売していたことなどをあげて、絶縁宣言していた。

 

その後、和解したが、17年の契約終了時に「今後、テレビやネットで放送、配信されることは永久にありません」と報告。

え~、、そうなんだ。そうだったんだ。

漫画も未読。ドラマも見ていないけど(;^_^A)、、知ってたよ。ドラマはかなり話題だったですよね。

TVの世界って時間に追われてイケイケどんどんみたいなところがあるのかなぁ。

 

セクシー田中さんは

連載中で、ドラマの結末はドラマオリジナルだったとのこと。

ゆくゆく描くことになる漫画と齟齬のないような内容にしたかったんじゃないのかなぁ。

放送回は迫る。撮影スケジュールも迫る。不慣れな脚本作業があって。

ご自身の漫画を描く時間、、そこに脚本家のインスタが上がったりして。

 

お気の毒で、悲しいです。

「砂時計」

お母さんが自殺した女の子が主人公。

辛い思いを抱えたヒロインと友人達の心と成長を丁寧に描いた作品。

作者さんすごいなって思っていた。

今回のことを選んだ作者さんの胸中、心が痛いです。