「江戸椿の世界」展 in Nagoya はじまります! | まついあけみ の生き生きアート・ルーム

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江戸の「椿と変化朝顔」を、ボタニカルアートで描いています。

いよいよ明日から

「ボタニカルアートで描く 江戸椿の世界」展

はじまります。

椿は古来より、その生命力の強さと葉の輝きが「長寿と魔除け」

の象徴とされてきた日本人になじみ深い花です。
 

なかでも「江戸椿」とよばれる品種群は、

江戸時代またはそれ以前から続く日本固有の花です。

まさに二百年の長きにわたり魔を退け、

生きのびてきた花たちなのです。


このたび、江戸椿の重要古文献でありながら、

現在までまとまった形で翻刻(活字化)されることがなかった

「椿伊呂波名寄色附」を読み解き、

その記事を一枚づつの絵として描くことによって、

江戸の椿をご紹介させていただける事となりました。
 

とはいえ、二百年の時を経た椿の品種を入手にすることは容易ではありません。

私は、長い時をかけて集めた江戸椿を自宅で栽培し、観察したうえで、

ボタニカルアート作品として表現したつもりです。


春たけなわ、

ちょうど咲きはじめた ‶本物の江戸椿″ も飾っています。

生花とボタニカルアート作品のコラボレーションを、

どうぞお楽しみください。

会場にてお越しをお待ちしております。

2024.3.17(日) ~ 3.24(日)

10:00 ~ 15:00(最終日14:00まで)

名古屋栄地下街 ギャラリー・チカシン