タイトルが朝から重めですが(笑)
いまNHKでやっている「燕は戻ってこない」にいろいろ考えを巡らせます。
誰もが身勝手で共感できないのですが(笑)、でも一方で綺麗事ばかりいっている大人の誰しもが持っているだろう欲が炙り出されている感じです。だからこそ、胸糞悪くなるけどみてしまう
役者さんたちがみんなすごいのですよ。
内容としては代理母の話です。
バレエダンサーの基(稲垣吾郎)の遺伝子を残したいけど、子どもができない悠子(内田有紀)の代わりに代理母契約したリキ(石橋静河)。
ただビジネスライクで割り切れず、2人の男性と関係を持った状態で人工授精やったもんだから本当は父親誰よ問題が発生。基は中絶してもう一度人工授精という道を考えるけど、3回流産を経験した悠子は子どもを殺すなんて考えられない。とはいえリキは育てるつもりもなく…。どうなる双子ちゃんw(その後いろいろ考えが変わって行くけれど)
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今回の基の発言。
才能がないと悩む教え子やその親に、ここまで頑張ってきたことはその子自身の力だと伝えてハッとする場面。
「子どもは遺伝子の奴隷じゃない。」
正直、努力できるか否かもその子が生まれ持った環境に左右される面がありどうしようもできない面もあるのかと思います。
その一方で、甘えたことばかり言ってなんでも他者にすがる人生を選ぶ人もいるわけでここに葛藤も生まれます。
命って 生きるって なんだろう。
そんなことを考えるドラマ。
どんな結末かは小説では知っているけれど、ドラマも同じなのかな。楽しみです。