(1)のつづきです。


療育やその他の療法で状況が改善し、薬を飲まなくても本人が“多少楽に”生きていけるなら勿論それが良いです。


ただ、優先するものは人や家庭によりますから、
ADHDの子どもやその親に対して、
一概に『薬は身体に悪いから飲んではいけない』『薬を飲ませる親はひどい』と言ったり、
『薬がなければお前は出来ない奴なんだ』とか『薬は飲んで当たり前のもの』と言ったりして、
子ども自身に選択肢を与えない教育をすることは、一番その子の視野を狭め、可能性を奪うのではないでしょうか?


ちなみに私がこの『飲まなくても死なない薬』をわざわざ飲むのは、
“やりたい・やるべき事を実現するため”です。
集中できず、行動できず、浮かんだまま立ち消えていくものがあまりにも多すぎて、何も成せずに疲れます。
しかし一生遊んで暮らせるなら多分飲みません……。