おみくじで凶を引いてしまうと、年初めから憂鬱になってしまう人もいますよね。しかし、おみくじ凶は運がいいという説もあり、むしろ厄落としになるという噂もあるのです。今回は、おみくじ凶のスピリチュアルな意味や、おみくじで凶が出た後の開運方法、おみくじ凶を引いた人はその後どうするべきかなどを解説します。

おみくじで凶を引いてしまうと、「今年は運気が良くないのかな」「どうしたらいい?」と落ち込んでしまいますよね。

しかし、おみくじで凶を引くことは運が悪いとも言い切れません。実はラッキーで、幸運の前兆だという説もあります。

今回は、おみくじ凶は運がいいのか、そのスピリチュアルな意味を解説します。おみくじで凶を引いた人はその後どうするべきなのか、開運方法なども見ていきましょう。

おみくじ凶は運がいい?本当はラッキー?

おみくじ凶 運がいい

 

おみくじとは、現時点でのあなたの運気を示したものです。それによって、あなたが今後何をするべきか神様がアドバイスをくれています。今後のあなたの未来を予知した結果ではありません。

運気は上がったり下がったりを繰り返すもので、今運気が悪いのであれは、今後は運気が上昇する可能性が高いです。

凶という結果ばかりを見るのではなく、凶を引いた人は今後何に注意するべきか、おみくじの中に書かれたメッセージをしっかり読み取ることが開運への第一歩になるでしょう。

おみくじ凶のスピリチュアルな意味

開運 招き猫

 

おみくじの凶をスピリチュアル的な意味は、幸福の予兆です。おみくじで凶を引いた人は、現時点では運気が悪いものの、それ以上下がることはなく、これから運気が良くなっていく吉兆と考えられるでしょう。

また、凶には注意喚起という意味もあります。あなたが今後するべきことや、物事の考え方などを神様が示唆してくれているのです。

それを実践できれば、あなたに降りかかる不幸を回避できる可能性も高くなります。不幸を事前に知り、回避する術を知れたということは、ある意味ラッキーです。

そう考えると、凶を引くのもそれほど悪いことではありません。

おみくじ凶を引き当てる確率

おみくじを発案した元三大師(がんざんだいし)が記した「御籤帳(みくじちょう)」によると、「大吉16%、吉35%、凶29%、それ以外20%」とされています。

現在、このルールは厳密な決まりはありません。おみくじの割合は各神社仏閣で変更されており、実際に凶を引く確率は10%程度が多いようです。

基本的に、おみくじは大吉〜大凶まで全12種類程度あります。扱う種類は神社仏閣によって異なるため、一概には言えませんが、凶を引き当てるのはそこまで珍しいことではないでしょう。

おみくじ凶を引いた人はその後はどうする?

おみくじ 結ぶ

 

おみくじの凶を引いた後は、境内に結びつける人も多いですよね。これは不運を神社に置いて帰るという意味があるため、凶のおみくじを境内に結び付けて帰れば開運できるとされています。

ただし、おみくじに書かれていることは神様からのメッセージです。それをしっかり守ることが大切なことですので、見返せるように持ち帰るのも悪いことではありません。おみくじの内容をしっかり守ることができれば、そのおかげで開運できることもあるでしょう。

一番ダメなのは、メッセージをまったく受け止めず、神様を否定するということです。それだけはしないように注意しておいてください。

おみくじ凶の恋愛運・結婚運

恋愛運 縁結び

 

おみくじで凶を引き、恋愛運や結婚運の項目にそれほど良くないことが書いてあった場合、その時点での恋愛運や結婚運はよくありません。そのままであれば、恋愛や結婚で幸運を引き寄せるのは難しいでしょう。

しかし、おみくじには何をするべきか、これからどう考えていくべきかということが書かれています。その時点で恋愛運や結婚運が悪くても、一年中その状態というわけでもありません。

おみくじに書かれていることをしっかり読み取り、そこに気をつけて生活をしていけば、恋愛運や結婚運を上げることもできるはずです。

おみくじの凶ばかり連続で引く時の運勢は?

招き猫 強運

 

おみくじを引いたら凶が出て、さらに引いたら連続で凶、もしくは3連続で凶だったという人がいるかもしれません。このような場合、むしろ強運であるという考え方があります。

凶を何度も引くというのは、かなり珍しいことです。また、マイナスとマイナスはかけ合わせればプラスになります。そのため、「むしろ運が良い」「逆に良いことが起こる」という可能性があるでしょう。

ただし、やはりおみくじは神様からのメッセージは大切ですので、何回凶が出ようがその都度しっかりおみくじの内容を心に留めておきましょう。

仮に3連続凶を引くような、現在が最悪の運勢だったとしても、おみくじに書かれた内容を守っておけば運気は良くなっていくはずです。

おみくじ凶の厄落とし方法

おみくじ 結ぶ

 

おみくじの凶の厄落とし方法として、凶のおみくじを神社に結び付けていくというものがあります。神社にはおみくじを結ぶ場所があり、そこに結ぶことで不幸を神社に置いて帰ることができるとされています。

また、おみくじの凶を引き当てたことそのものが厄落としだとも考えられます。おみくじの内容によって今後の不幸を避けたり、幸運を引き寄せたりできるからです。

凶を引いた人は落ち込みすぎず、今後の開運のため前向きに受け止めることが大切になります。

まとめ

おみくじの凶について解説してきましたが、必ずしも凶を引いたからといって一年間ずっと不幸というわけではありません。場合によっては、その日からどんどん運気が上昇していくこともあります。

凶を引いたからといって、そこまで落ち込む必要はないため、それを前向きに捉えるということも大切なことです。