繊細で心が傷つきやすいHSPの恋愛傾向やその特徴はなんなのでしょうか。HSPの恋愛あるあるや、男女別HSPの好きな人への態度をご紹介します。また、HSPが恋愛を楽しむための対策や、相性がいいパートナーのタイプについても徹底解説します。

繊細で心が傷つきやすく、恋愛ではすぐに疲れたり、向いてないと感じたり、考えすぎたりする方はHSPかもしれません。そんなHSPの恋愛傾向や、特徴はなんなのでしょうか?

本記事ではHSPの恋愛あるあるや、男女別HSPの好きな人への態度をご紹介しています。
また、HSPが恋愛を楽しむための対策や、相性がいいパートナーのタイプについても詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

HSPの特徴とは?

女性の後ろ姿の画像

 

HSPとはハイリー・センシティブ・パーソン(Highly Sensitive Person)の略で、 繊細で心が傷つきやすく感覚が敏感で、様々な刺激を受けやすいという特性を生まれつき持っている人のことです。

HSPの大きな特徴として、 五感が敏感という特徴があります。
また、他人の目や感情にも敏感だという特徴もあり、怒っていたり悲しんでいる人がいたら、HSPはそれをすぐにキャッチし、共感して同じような気持ちになってしまうのです。

このように、外的刺激に敏感なHSPは、 恋愛において、苦痛やストレスを感じやすい傾向があります。

HSPの恋愛あるある 10選!冷めやすい?

HSPの恋愛傾向や、あるあるは一体なんなのでしょうか。こちらではHSPの恋愛あるあるの代表的なものを10個ご紹介します。

HSPの恋愛傾向やあるある10選 アイキャッチ
 

1.優しくされるとすぐ好きになる

HSPの恋愛での代表的な特徴は、 人に優しくされるとすぐに好きになってしまうというところです。

よく話したり、見かけたり、時間を一緒に共有している人で、自分のことを理解してくれている、と感じる人がいたら、すぐに好きになってしまいます。

「大丈夫?」などの優しい声かけに弱く、他の人や動物などに対しても優しい人がいると、自分の生きづらさを理解してくれるかもしれないと感じて、すぐに好きになってしまいます。

2.常に相手のことで頭がいっぱいになる

HSPは、恋愛感情がない友達のことでさえも、何かがあるとその人のことで頭がいっぱいになります。

それがこと恋愛ともなると、 24時間常に、といっても過言ではないくらい相手のことを考えてしまうのです。中には好きな人が夢に頻繁に出てくるHSPもいることでしょう。

自分に対する相手の気持ちや、何を考えているのかを常に考えて他人軸になりやすいので、そんなときこそ自分との繋がりを大切にしていましょう。

3.欲求を相手にぶつけてしまう

HSPは情緒的に敏感で、他人と深い愛情関係で結ばれたいという気持ちが強いです。そのため 「〜してほしい」というニーディーな欲求が強くなる傾向があります。
例えば、「自分だけを見てほしい」「連絡をしてほしい」「愛してほしい」などです。

主語が相手になると、すぐに他人軸の恋愛になり、振り回されて辛くなってしまいます。
自分はどう感じているのか、自分はどうしたいのかを意識して、自分軸でいることが大切です。

4.気を遣いすぎて疲れる

HSPはただでさえ他人の気持ちをおもんばかっています。 恋愛対象になると気を使いすぎてすぐに疲れます

HSP自身が思っている以上に、頭をフル回転させて頑張っている状態です。常に相手の顔色を伺っていると恋愛関係どころか信頼関係を築くことも難しいです。

相手を心配するのではなく、信頼して、コミュニケーションをとってみると良いでしょう。

5.相手に依存しやすい

奉仕精神がとてもあるHSPは、 好きな相手の言いなりになりやすいです。

その方が丸くおさまるから、楽だから、という理由もあるかもしれませんが、自分が嫌なものは嫌だと相手よりも自分の感覚を信頼することが何よりも大切です。

また、DVやモラハラの対象にされやすいところもあるので、自分を一番に大切にして、相手に接するようにしましょう。

6.相手の気持ちを考えすぎて不安になる

HSPは他人から嫌われることがとても怖いという性質があり、 他人の気持ちに敏感で、相手の気持ちを考えすぎて不安になりやすいです。
自分の気持ちよりもまず、相手の気持ちを一番に優先してしまうため、人間関係では疲れやすく、引きこもりやすいといった特徴があります。

嫌われるのが怖いというのは先天的な性質ですが、変えることも可能です。
HSPは敢えて鬼畜生になることで、自分軸を確立しやすくなるでしょう。確立してきたら違和感や不安がたくさん生まれるかもしれませんが、それはうまく成長できている証拠です。

7.熱しやすく冷めやすい

HSPは 熱しやすく冷めやすい方が多いです。これは、HSPが感受性が豊かで繊細な特徴があるため、感情があちこちに分散しがちで、熱しやすく冷めやすくなるといわれています。

ひとつの恋愛が長続きできないと、自分を責めてしまうこともあるかもしれません。ですが、これは短所ではなく個性です。

熱しやすく冷めやすい、という個性があることをただ認めることで、そのままの自分でも大丈夫だと、自分を責めることなく恋愛ができるようになるでしょう。

8.LINEやSNSが苦手

HSPは LINEでの連絡、突然の電話や、InstagramやTwitterなどの刺激が強いSNSなどが苦手です。
これは、HSPが他人の気持ちに敏感で、すぐに自分よりも相手の立場に立ってしまうため、自分を置き去りにして相手のことで頭がいっぱいになって心ここに在らずな状態になりやすいからです。

HSPは忘我でいられる時間が何より大切です。恋愛に疲れたときは、自然に触れたり、できるだけ一人の時間を確保しましょう。自分の心と繋がりやすくなり、孤独感が癒やされます。

HSPはLINEやSNSが苦手だという自分の特徴を把握し対策をすることで、穏やかに生活することができるのです。

9.デート当日に外出したくなくなる

HSPは基本的に 外出することが苦手で、デート当日に外に出たくない、と感じることもしばしば
疲れが溜まっているときに刺激が多い外の世界に行くのは、HSPにとってとても体力がいることです。

HSPは無理をせず、相手よりも自分を優先してみましょう。また、パートナーにHSPの性質を説明することも大切です。

HSPのパートナーがいる方は、デートの際に自然の多い場所や、人の少ない場所を選ぶと、パートナーが安心してくれます。

10.相手の好みに合わせて理想を演じてしまう

HSPは相手の好みをすぐに理解でき、奉仕精神が強いです。そのため、 好きな人の理想のパートナーを演じてしまい、すぐに自分を見失ってしまいがちです。

怖いかもしれませんが、相手に愛されることよりも、自分を愛することを選択してみましょう。愛されるのは、愛されるということに対してサレンダー(手放し)ができたときです。

自分を愛し始めると、不思議とありのままの自然体な自分を愛してくれる人が現れるものです。