第53回世田谷区空手道選手権大会
先週末(5/14,15)は「第53回世田谷区空手道選手権大会」に参加しました。大会結果は下記の通りです。【個人形競技 表彰者】 幼児|敢闘賞 小林咲希 小学2年生|第3位 梅原ひまり 小学3年生(無級~5級)|準優勝 鈴木太之輔 小学5年生(4級以上)|準優勝 田崎菜奈 小学6年生(4級以上)|第3位 板原瑚凪 小学6年生(4級以上)|敢闘賞 山本博登 女子 中学生有級|敢闘賞 高野千勢 男子 一般有級|優勝 宮下秀敏 男子 一般有段・少年(高校生)|敢闘賞 板原慈永コロナ禍の影響で、大会の開催は2019年以来実に3年振りとなりました。士正会からは総勢20選手が出場しましたが、うち10名は今回が初出場となりました。上のような成果を残すことができたメンバーも、そうでないメンバーも、全員がその日出せるベストを尽くそうと声を張り上げながら精一杯演武する姿に心を震わせられました。出来れば全員に勝利の味を一つでも多く味わってほしかったですが、相手や審判の目もあることなので、こればかりは仕方ありません。形競技は今回旗判定が採用されましたが、演武が終わり旗が上がって勝敗が決するまでの僅かな時間の緊張感と、勝敗が決した後に(特に負けた側が)結果を受け入れるまでの感情の動きは、大会の試合ならではのものです。「負けて悔しい・・・!!!」「思うように出来なかった」「思うように出来たけど及ばなかった」判定が下されて負けを受け止めるのは本当に難しいもので、特に小さな子どもたちの感情がどのように揺れ動いたのかは知る由もありませんが、試合直後にどのように声を掛けていいものか、毎回悩ましいものです。。。でも皆に伝えたいのは、「本当に良く頑張った!」です。特に初めて出場した選手たちは、試合の場に立つと決めて実際にそこに立ったことが、何にも代えがたい経験になったでしょう。他の道場の選手との試し合いでしか味わえない緊張感審判の目で判定された技の良しあし、課題一つ勝つことで得られた自信負けたことによる悔しさ、情けなさ・・・どれも大切な財産です。今回見つかった課題を一つ一つクリアしながら、さらなる高みを目指してほしいと思いますし、すぐに結果が出ても出なくても、長~い目で見守っていければと思います。そして、大会という場を提供いただいた運営の方々には只々感謝するばかりです。今度は秋の大会も控えていますので、無事の開催を願いつつ日々また精進です。