新年のご挨拶 | 小説の書き方教えます

小説の書き方教えます

現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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http://shiryukei.sakura.ne.jp/college

 

 

あけましておめでとうございます。

 

昨年の応募成績はいかがだったでしょうか。

 

一次選考で落とされてばかりの人だって、今年の

頑張りによっては、受賞も夢ではなくなります。

 

文学賞の受賞には特別の才能など必要とはしません。

 

必要なのは、読者へのサービス精神のみです。

 

 

アマチュア作家のほとんどは、読者、といっても

ピンとこないかもしれませんね。身近で読んでく

れそうな数人を思い浮かべるだけかもしれません。

 

しかし。

 

文学賞に応募するという行為は、自分の作品の価値

を世に問うと同時に、広く認知されたいという願望

があるはずなのです。

 

つまり、

 

読者というのは、不特定多数が対象でして、日本語

で書いた作品でしたら、すべての日本人を意識して

書くべきなのです。

 

だからこそ、

 

読者への配慮が不可欠でして、自分の書きたいよう

に書くだけでは無配慮に等しいわけでして、正しくは

読みたいように書く、なのです。

 

 

ことし一年は、騙されたと思ってそれを徹底的に実践

してみましょう。

 

一時選考すら通らなかった人も、高次の選考まで残り、

作品の質によっては受賞できる可能性が出てきます。

 

 

出版社はボランティアで文学賞を開催しているわけで

はなくて、ビジネスとして、広い読者に愛される三品

と作者の発掘のために開催しているのです。

 

だからこそ、読者へのサービスが考慮されていない作

品と速射には用がないのです。

 

もっと読者に喜んでもらえるよう、面白くできないか。

もっと感動的な結末に変更できないだろうか。

 

書き上げたら終わりではなく、それらのことをふまえ

て改編する努力を惜しんではなりません。

 

そういう作品こそが出版社が望んでいるものでして、

たとえ受賞を逃がしたとしても、プロとして執筆して

いただけないか、との依頼が来るわけなのです。

 

 

特別な才能など必要ありません。

とくに優れた文章術がなくたっていい。

読者に喜ばれる作品を書くだけ。

 

とかく純文学を目指している作者に間逆の傾向がみ

られるのですが、古今東西の名作といわれる作品の

ほとんどは、やはり読者のために書かれたものであ

り、作者の思想や主義を反映させたものではない、

ということです。

 

質の高い良い作品を書けばいいのだ、と考えるのは

正しくありません。自己満足の作品に成り果ててし

まいます。

 

読者のために書かれた作品が、結果的には質が高く

なり、後世まで名作と称される作品として残るので

すが、ここを間違えないでほしいのです。

 

 

2023年は誰にでもチャンスの年です。

 

当記事に出会ったあなたは、年初から幸運に恵まれ

ました。

 

今年こそ大輪の花を咲かせてください。

 

うれしいご報告を待っておりますよ。