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今回は、あなたの作品が商品化にまで至らない理由
をお伝えいたします。
たとえプロ作家になろうとしていなくとも、あなたの作
品が本になり、書店に並べられている場面を想像で
きるでしょうか。
想像できないとしたなら、あなたの作品は一生日の目
を見ることがないでしょうね。
マイホームを購入したいと思ったとき、どれくらいの規
模の家を想像するものだろうか、と考えたとき、人それ
ぞれの身の丈に応じた規模で想像するものです。
5万坪の敷地、なんて想像する人は、すでに経済的な成
功を収めた人か、そうなろうと努力を重ねている人に限
られます。
つまり、書店に自分の本が並んでいるところを想像でき
る人というのは、商品価値のある作品を書こうとしてい
る人に限られるのです。
商品価値のある作品を書こうとしている人は、書店での
リサーチを欠かしません。
今はどんな本が売れていて、最初の1行目の切り口は
どんな感じなのか。
目次を見て、全体の構造を探り、場合によっては購入し
て分析を重ねます。
子竜が昔、分析したところでは、ベストセラーになる小説
の構造には似たパターンがあり、ふたつのタイプしかない
ことを突き止めました。
それは現在でも不変でして、文学賞突破マニュアルのサ
ブマニュアルで解説しております。
そして、書き方についても当然解説していますし、読めば
あなたの作品が書店に並んでいる光景を想像できるよう
になるでしょう。
来月からは小説ハイスクールの第２０期もスタートいたしま
すので、今がチャンスだと思います。