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今回は、時系列についてお伝えします。
アマチュア作家の悪い癖として、何かにつけて過去
へ戻ろうとする点が挙げられます。
現在の場面を書いていたかと思えば、短いながらも
過去の場面がちこちに挿入されていて、読みにくい
構成になっているのです。
読者というのは、作者ほどに作品全体のことや、人
物たちのプロフィールについては理解していません
し、覚えきれていないものなのです。
なのに、頻繁に過去へ引き戻されますと、混乱して
しまって、以前読んだ部分を確認しないとわからなく
なってしまいます。
こうした本来不必要な作業を文学賞の選考委員に
強いた場合、どういう結果になるのかは明白ですね。
どうしても過去のことが関係するのであれば、二行か
三行で終わる説明文にしましょう。
また、かなり頻繁に過去が出てくるのであれば、そこを
基点とした作品に改編すべきなのです。
時系列を乱してはいけません。
なぜなら、読者の興味は過去にはなく、これからどうな
るのか、のただ一点だからです。
過去のことを充分に説明しないと成り立たない物語なの
だとすれば、やはり、過去に起きた事件を冒頭にすべき
ですね。
そこから何年も一気に飛ぶのはかまいません。
ただし、戻るのはダメだと覚えておきましょう。