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今回は、プロ作家への向き不向きを診断するテストの
解説です。
その前に、
小説ハイスクール第六期の受講生募集を締め切りまし
たので、お伝えいたします。
今期も多くの方に受講いただき、ありがとうございます。
さて、
お待たせいたしました。
あなたがプロ作家に向いているか否か、診断テストの
解説をいたしましょう。
何名かの方からコメントをいただきました、考えをアウト
プットするのは非常に大切なことです。プロ作家ってそう
いう職業なのですから、コメントを書いてくださった方は
大いに素質がありますよ。
設問はサイコロでの賞金獲得ゲームでしたよね。
何もせずに傍観しますと100万円もらえます。
サイコロの勝負に挑んで奇数を出すと2倍に増えるが、
偶数を出すと0円になってしまいます。
あなたならどちらを選びますか、、という設問でした。
結論から言いますと、
結論から申しますと、どちらを選んでも構いません。
大切なのは、そうと決めたプロセスといいますか、
決定に至った理由なのです。
この設問に、各個人の経済状況によって判断が分か
れるのではないか、と感じた人はとても有望です。
仮に1000億円持っている人なら、どっちでもいいでしょ
うから、遊びのつもりでサイコロ勝負をするすもしれま
せんしね。
しかし、一般的な人ですと、おそらくほとんどが傍観を
選ぶでしょう。賞金の金額が多いほどそういう傾向に
なります。
じつは、この設問には続きがあるのですよ。
この問題は子竜が受講した脳トレ口座の中で出された
ものでして、子竜以外の全員が傍観を選択しました。
そして、
続きというのは、200万円の借金があるという設定だと
どちらを選ぶかというものです。
すると、今度は全員がサイコロ勝負を選択したのです。
子竜はこのときも勝負を選択しました。
ここから何が見えるのでしょうか。
小説の作者というものは、何事においても人物設定
が絡んでいると考えなくてはならない立場です。
そして、人間という複雑な心理の持ち主のことをより
深く理解している必要があるのです。
そうじゃないと、作品の中で人物を充分に描けません
からね。ここがプロ向きか否かに分かれるポイントな
のです。
では、なぜ設定条件のないときには傍観を選び、借金
という設定ですと勝負に挑むのでしょうか。
それは、
人間が生まれながらに備えている防衛本能です。
サイコロ勝負して負けた場合、もらえるはずだった100
万円を損しすると捉えてしまうのです。実際には1円も
損しないのにですよ。
一方、借金がありますと、一気に解消できるチャンスと
みて、ほとんど全員が勝負に出ます。
これも負の状態から一刻も早く逃れたいとの防衛本能
なのです。
子竜は最初の設問でも勝負を選びましたが、1000億円
なんて持っていないどころか、貧乏作家の代表みたいな
ものですけれど。。。
なぜ、勝負を選択したかと申しますと、確率論的に計算
した結果でした。どちらも期待値は100万円ですからね。
それに、
チャンスとみればチャレンジする方針ですし、負けても
損をするわけではないと考えたからでした。
勝負を選択した人も、やはりプロになれるチャンスを見逃
さない人ではないかと思います。
まとめとして、
人間は経済状況によって行動方針すら変わることもあり
常に防衛本能が働いているということを知ってください。
経済状態によって持ち物や食べ物にも違いが出たり、行
動範囲や交際範囲も違ってきます。
作品の中で主人公が今後の選択に迷ったとき、防衛的
な道が自然だと読者は感じます。
チャレンジ的なストーリーにする場合には、借金に代わる
ほどの何かの要素が必要ってことなのですね。
人間というものをより深く知ったなら、あなたの作品はプロ
仕様となるでしょう。