読者との信頼関係 | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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今回は、読者との信頼関係について述べてみたいと思い

ます。




プロじゃないのだから、読者なんて関係ないよ。


もしもそうお考えなら、文学賞に入選することは一生ない

でしょうね。一次選考の下読みさんたちも、二次選考の

編集者さかたちも、本選の選考委員さんたちもすべて

読者なのですから、この時点でアウトです。


小説教室は全国に数ありますし、通信教育もかなりあり

ます。


しかし、読者を意識して書くよう一貫して指導している

のは子竜だけかと思います。





描写はなぜ詳細にしなくてはならないのか。


作者の文章力を誇示するためではなく、読者に人物や

場所をちゃんとイメージしていただくために描写するの

です。


冒頭で説明文を書いてはいけないのはなぜか。


物語のスタートを待っている読者に退屈させないためです。


視点を統一しないといけない理由は何か。


読者が混乱しないようにするためです。


伏線を張るのは何のためか。


読者に唐突感を抱いてほしくないからです。


作者が主人公を通じて自己主張してはならない理由は

何か。


考え方や主義主張は人それぞれであり、同感できない

読者にとっては煩わしいだけです。




まだまだあるのですが、要は読者との信頼関係を作品

を通して築けるかどうか、そこがポイントなのですね。


仮に、誰かに囚われた主人公が、実は縄抜けの術を

会得していたなんていう設定ですと、読者はバカバカ

しくて作品をゴミ箱へ投げ入れることでしょう。


また、最後まで犯人が不明の推理小説を読んだ読者は

きっと怒るでしょう。不明でなくとも、最後の数枚あたりで

やっと登場する人物が犯人だったら、同じですよね。


これらは極端な例ですが、でも、プロの作品で実際に

あった例なのです。


きっと、読者は同じ作者の作品を二度と買いません。




読者との信頼関係はもっとも大切です。


とはいえ、急にはなかなか変えられません。長い間の

癖として沁み込んでいるからです。


文章力をいくらアップさせようが、もの凄いストーリーの

アイディアを思いつこうが、信頼関係ゼロではアウトで

すからね。


子竜の添削サービスでは、もちろん読者という観点から

修正点を指摘いたします。


また、小説ハイスクールでは、読者配慮ができる作者脳

の育成をやっております。


文学賞突破マニュアルでも、徹底して解説しております

ので、短期間で修正は可能です。


悪い癖に流されるまま、時間を無駄にしないでくださいね。