をお読みになった上で、お申し込みください。
作品の枚数もご記入願います。
「文学賞突破マニュアル」をご希望の方も、タイトル
下の項目をお読みください。
今回は、自殺を扱った小説についてです。
最初に、ちょっと辛い注意を申し上げておきますが、子竜に
添削をお願いされる作品のおよそ半数に、誰かが自殺する
場面があるのはなぜでしょうか。
いいえ、文句を言っているわけではありませんよ。けれども
読んで暗い気持ちにさせられるのは確かなのです。
とはいっても、明るい小説を書いてくださいと申しているので
もありません。
人間の命。。。尊い命。。。たとえ小説という架空の話の中と
はいえども、軽々しく扱うべきではありません。
まるで自殺を美化するごとくの作品までありましたが、人間
の死というものに本当に触れた人には書けないテーマなの
です。
身近なところでは、小さいときによく可愛がってもらったお爺
ちゃんやお婆ちゃんが亡くなりますと、悲しいなんてものでは
ありません。
いいえ、親を事故や災害で亡くした人も大勢おられるのです
から、軽々しく扱えるテーマではないのです。
さらに、誰かの自殺がある作品に共通していましたのは、自
殺という大変なことが起きたにもかかわらず、なぜか周囲の
人物たちが冷めている点です。
もっと構ってあげられたなら。。。と深く後悔して心の中にわだ
かまりを残すでもなく、普通の日常へとすぐに戻ってしまうのは
子竜が古い人間だから違和感を感じてしまうのでしょうか。
そうじゃないと思います。本当に親しかった人の死に直面した
ことのない人が書くからでしょう。死というものを本当に理解し
ているとは思えません。
文学系の方は気をつけてください。
誰かが死ぬとか、怨念のあまりに殺意を抱くとかという作品は
文学賞で入選できません。本当に死というものに触れたことの
ある人のみ、それでもかなり低い確率になるでしょう。
なぜなら、選考委員の先生方だって、重く暗い気持ちになる
作品なんて読みたくないのです。
むしろ、自殺を思いとどまったり思いとどまらせて明るく生きる
ことを選択する物語を読みたいと思っています。
年の終わりにちょっと辛い注意となりましたが、どうしても誰か
を死なせたいなら、エンタメ系でやってくださいね。
戦争でもテロでも、好きなだけ殺していいですよ。地震はトラウ
マの方がたくさんおられるのでダメですが、それ以外なら人類
すべてを絶滅させてもかまいません。
読後にほのぼのとした温かい気持ちになる作品。
貧富の格差が広がったり奇異な事件が多発している今の時代
だからこそ、そんな物語が求められている気がします。