反社会的な主人公 | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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今回は、反社会的な主人公についてです。




反社会的な人物といえば、テロリストや犯罪

集団のメンバーのことをいいますが、こういう

人物を主人公にする是非は、小説というもの

の本質さえ問われかねない問題です。


小説が物語りである以上は、ある一定のモラル

の上で成り立つべきという考えがある一方で、

犯罪を助長するものではないとする意見も

並存しています。




ただ、多くの人は、そういう小説に嫌悪感を

覚えるでしょうから、支持する人は少数派と

いえるでしょうね。


子竜としては、要はテーマなのだと思います。


どのような人物を主人公として据えるにせよ、

共感を呼ぶテーマとして書かれている作品な

のであれば、多くの読者から支持が得られる

でしょう。


頭のおかしくなった殺人に快感を感じるだけの

人物が絶対に支持されないように、物語の中

でも、支持されるだけの理由がなくてはなり

ません。




同じ悪人でも、国を乗っ取ってやろうという野望

的な人物は、魅力的に捉えられます。


つまり、100%の悪人では支持されないが、あ

る程度の善人部分があると支持されるのですね。


ときには、そういう悪人を描いてみるのも、悪く

はないかと思います。