闘いの場面を書く | 小説の書き方教えます

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当ブログは小説の書き方について述べている

ものですが、小説を書く人も書かない人にも、

か参考になればと考えております。


今回は、闘いの場面の書き方です。




闘いとは戦争や合戦の場面に限らず、愛憎や

ライバル関係なども含みます。


こういう場面をいかに書くか。


作品中での最大のアクセントとなるだけに、何

よりも重要なのです。


読者をハラハラドキドキさせるのも、こういう場面

ですよね。




秘訣としては、できる限り文節を短く切る、ことです。


ヤツがいた。笑っている。

許せない。

絶対に。。。


どうでしょうか。緊迫感が伝わってきませんか。


クドクド書かなくても、行間に漂うものを読者は

ちゃんと感じてくれるのです。




反対に長くしてみました。比べてみましょう。


ヤツがニヒルな笑みを浮かべながら、まるで俺を

待ち受けていたかのように立っていた。

余裕を見せ付けられた俺には、絶対に許さないぞと

いう気持ちを抑えることなどできなかった。


多くの人は、こんなふうに書いてしまうと思いますが

文章の長さは間の長さとして感じてしまいます。


参考にしてください。