ストーリーよりも優先されるもの | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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当ブログは小説の書き方について述べている

ものですが、小説を書く人も書かない人にも、

か参考になればと考えております。


今回は、ストーリーの重要度についてです。




小説を面白くするのが重要だからといって、凝った

ストーリーを考えるのはどうかと思います。


読者からみますと不自然な展開になっていたり、

わからなくて読んだ部分を再読しなくてはならな

いのでは、反って読者サービスにはなりません。


つまり、ストーリーはそれほど重要なのではなく、

単純なストーリーの中での面白さが求められる

わけなのです。




面白いストーリーが思い浮かばないというのは

作品を書けない原因になってしまいますので、

むしろ、シンプルなストーリーの作品を数多く

手がけましょう。


単純ストーリーでも面白くするコツは、登場人物

の設定ですね。つまらない職場でもユニークな

人が一人でもいると楽しい職場へ変わるように

人物の面白さはストーリーよりも優先されます。


ですから、いろんな人との出会いや人生経験が

みのを言う世界なので、10代の文学賞受賞者

がその後?なのは理解いただけると思います。




読者から見た登場人物で面白い人というのは、

悪人ですね。お笑い系の三枚目ではありませ

んよ。


悪人は常にハラハラドキドキさせてくれます。

聖人君主ばかり登場させているのでしたら、

一度は悪人の世界を描いてみましょう。