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当ブログは小説の書き方について述べている
ものですが、小説を書く人も書かない人にも、
何か参考になればと考えております。
小説を書く人のほとんどは善人だと思います。
善人ゆえに、登場人物すべてが善人になる傾向
が強く、同じような人物ばかりになっていますね。
しかも、どの作品も同じ感じになりがちです。
思い切って悪人を描きましょう。
悪人を主人公に据えた作品を書いてみませんか。
たとえば、振り込め詐欺の一員などですね。
物語としての悪人は善人よりも魅力的です。
天下の簒奪を狙う野望多き人物は、天下を守ろう
とする善人よりも人間臭さを感じるのです。
三国志の曹操と孔明がそうですよね。
どちらも登場したときから引き込まれる人物では
あるのですが、どちらか一方を主人公にする場合、
孔明にすると息苦しい作品になるかと思います。
小説の書き方の基本として、要は、善人と悪人
の双方が必要ということなのです。
両者は絶対的な評価ではなく相対的な評価です
ので、善人ばかりの小説は善人を描くことには
なりません。
むしろ、悪人の登場なくしては面白い小説には
ならないでしょう。
悪人を描いてください。