【書道の基本】~筆の運び方について~
書道の基本の中でも
筆の運び方って、とても大切で
筆の運び方の事を
【運筆法(うんぴつほう)】と言います
今回は、筆の運び方について
いくつかポイントをお伝えしていきます
線の書き始めの打ち込みを
始筆(しひつ)とか、起筆(きひつ)といいます
また、筆を止める部分や、点画に移るために
はねたり、払う部分を終筆(しゅうひつ)とか
収筆(しゅうひつ)と言います
始筆から終筆の間を
送筆(そうひつ)と言います
・始筆のポイントは
書き出しは45度の傾きに入れること
・送筆のポイントは
直線的なもの、曲線的なものなどがあり
原則として45度の傾きで筆を運び
書くスピードは一定に保ちます
・終筆のポイントは
止め、はね、払いがあり
大きさや角度、形が重要になります
止める場合の終筆は、ゆっくりと穂先を整えながら
丁寧に、徐々に半紙から離していきます
ここで重要なのは
始筆で線の太さを決めたら
手首を安定させて腕を横に平行移動して
線を書きます
一本の線を書くにも
点画の一本一本を
強く美しく書けるようになるには
このようなポイントがあります
慣れるまでは
ここを意識して練習することを
あなたも、是非心がけて見て下さいね♪