先日、NHKの番組で
通級教室に通いたくても通えない子が増えていて、発達障害を抱える親子が学習機会が得られず困っている。という報道特集がありました。
おにいの時から
発達障害の診断を受けるのにもう何カ月も予約が先で、全然診察を受けられない状態は変わってないらしい。
おにいが小学生の頃はまだ発達障碍者支援法施行前だったので、今ほど通級教室がメジャーじゃなく、市内の反対側の遠くの小学校の通級教室へ週一通うしかなかった。
それがなんと、今は同じ町内の徒歩5分先に、放課後ディがあるんだよ。
2歳下のおむうとADHDおにいをワンオペ育児だったので、週1でも片道45分の通級は通うだけで結構しんどかったわ。
それに正直、通級教室で劇的におにいが成長するわけでもなし。。
こういっちゃあれだけど
気休めというか
親としてはちゃんとやれるだけのことやってますって世間に対する自分の心の中での免罪符的な感じ?で通ってた気もする。
通級では、おにいよりもっと乱暴なADHDグレーの子と二人で衝突して余計ストレス溜まっていた感じだったし。
俺はあんな奴と同じレベルじゃないっとか憤慨して全然楽しく通ってなかったし。
それでもやはり、集団でコミュニケーションの機会を持つことが成長には重要だと思うので、今みたいに近くにデイがあって楽に通えたとしたらすごく良かったんじゃないかな。
今の子たちって放っておくとずっと画面見てゲームしか遊びがないもんね。
生の人間とやり取りして、体を動かしながらぎゃおぎゃおする体験が発達の子には定型の子より多く必要と思う。
…何が言いたいかというと
今、通級や発達検査が待機で不安に思っている人たちが、通えないことをそんなに深刻に考えないで欲しいってこと。
通えたらずっと良くなるのに!って期待しすぎない方がいいです。
通えた方が良いけれど、本当に劇的に成長する訳じゃないから。
行けないという状況のマイナス面に囚われて親が不安や不満をため込んでる方が、子供の成長にはずっと悪影響だと思うわ。
…と10年過ぎて思う、元イライラ怒りっぽい母さんでした。