広告宣伝の一手段としてデジタルサイネージが普及しています。
と、言ってもまだまだ価格が高く導入に踏み切れない会社も多いでしょう。
そんな中でサイバーステーションと日本サムスンは2010年9月7日、共同開発したデジタルサイネージ・システム「ハルヱとケイジdeデジサイン」の販売を開始すると発表しました。
デジタルサイネージ・システムを運用するために必要なコンテンツやコンテンツ管理・配信システム、セットトップボックス(STB)の機能を内蔵したディスプレイが一まとめで提供されるため、従来のデジタルサイネージより導入が容易だということです。
設置する月額利用料は5000円で、2010年9月29日から発売すると発表しています。
日本サムスンはこれまでも、液晶ディスプレイとSTBが一体化したデジタルサイネージ端末「ハルヱとケイジ」を販売しています。
ただし表示するコンテンツや表示タイミングは端末に挿入するUSBメモリーで管理していました。
一台一台を管理しなければならないことから設置台数が多い場合や設置場所が離れている場合は、コンテンツ管理に手間がかかる可能性がありました。
サイバーステーションはネットワーク経由でコンテンツを配信する「デジサイン」を提供しており、これと組み合わせることでこうした手間が軽減できるということです。
デジサインの機能はこれまで提供していたものと同じですが、ハルヱとケイジがディスプレイを縦向けにも設置できるタイプであることから、縦向けにコンテンツを表示できるように改良しています。
さらに縦向けのコンテンツを作成するためのテンプレートも用意したり、Flashコンテンツを表示できるようになっています。
費用は月額利用料5000円のほか、初期費用が4000円とデジタルサイネージ端末「ハルヱとケイジ」の購入費用がかかる。デジタルサイネージ端末の価格は32インチ型の場合、19万8000円程度だということです。
従来よりトータルで安いことは間違いありませんが、ディスプレイを購入しなければいけなかったり、コンテンツの制作費がかかるため、どの程度の企業が興味を示すか微妙なところです。
デジタルサイネージは広告の先端を行くように見えるものですが、
「いかに購入客を増やすか」という点は従来の広告と同じです。
当然費用対効果も考慮に入れなければなりませんが、この部分が悩ましいところです。