欧州での生活も丸1年となりました。
住む国も仕事も人間関係も全て新たにスタートした1年。
ベルギー人の友人は、君が日本からベルギーにやってきたのはまさにadventureだね、と言います。
私は日本にいた時、人生は旅であると思っていましたが、人生は冒険であることを知りました。そして今、私はそれを心から楽しんでいます。
外国企業への転職、辞表の提出、契約の更新、解雇の危機・・・など、仕事面だけを振り返ってもいろいろなことがありました。様々な国の同僚と仕事をし、クロスボーダーの難しさを知りました。
生活に必死で余裕がなかった割には、仕事やプライベートで、ベルギー、オランダ、ルクセンブルグ、ドイツ、フランス、スイス、オーストリアの7カ国に初めて訪れ、いろいろなことを体感しました。
また、この1年で上達したことが3つあります。それは、英語と車の運転(マニュアル車)と料理です。
日本では、常に成長しなければならないと思っていましたが、こちらでは生き残らなければならない。生き残るためにstruggleし、振り返ってみると成長している。
海外で生き残るために必要なものは武器とサポーターだと言った日本人の先輩がいました。武器というのはprofessionalとしてのスキルや言語、サポーターというのは人間関係です。まさに的を得ていて、日本ではあまり意識しませんでしたが、これらは海外で生き残るためには必要です。日々努力して高めていかなくてはなりません。
英語に関しては「英語ができるだけではだめだ」と言った経営者がいましたが、これもまさにその通りで、これは2つの意味があり、英語ができることは当たり前であること、もう1つは英語ができるだけでは使えないということです。
そして、この1年で人生における幸せとは何か、ということを考えるようになりました。会社のベルギー人の同僚はLife is very short.と言います。だから楽しめ、ということです。彼らの生活を見て、仕事は人生の一部でしかない、ということを実感し、キャリア的に成功したビジネスパーソンが必ずしも幸せだとは限らないことを目の当たりにし、人生観が大きく変わりました。
今年もこの冒険を、楽しみたいと思います。
最近は天気がよく日も長いので、家ではテラスで過ごしています。