職場のテレビで緊急速報が鳴り、「御嶽山が噴火」と短いテロップが表示されたのを覚えています。
当時本州の山を全く知らなかった私は、どこかの島の火山でも噴火したのかと思っていました。
登山で人気の山で、登山客が多く死傷したのを知ったのはその少し後のニュースでした。
あれから3年。
今さらではありますが、今回登る前に、亡くなった方々のご冥福をお祈りします。
〈ミクメモ〉
御嶽山(おんたけさん)は長野県と岐阜県にまたがる3067mの活火山。
2014年9月の噴火で58人の死者を出したのは記憶に新しい。
現在は噴火警戒レベル1だが、火口から1kmの範囲が立入禁止となっている。
最高点は剣ヶ峰だが、他に王滝口の王滝頂上、小坂口の飛騨頂上がある。
古くから山岳信仰の山とされてきた。
山頂付近には一ノ池〜五ノ池の火山湖が見られる。
今回は濁河(にごりご)温泉の小坂口から飛騨頂上に登り、摩利支天山、規制ぎりぎりのニノ池、継子岳を経由して帰りました。
濁河温泉9:25〜(2時間5分)〜飛騨頂上11:30〜(55分)〜摩利支天山12:25〜(35分)〜賽の河原避難小屋13:00〜(昼休憩45分)〜登山再開13:45〜(20分)〜ニノ池本館14:05〜(20分)〜ニノ池新館14:25〜(35分)〜三ノ池15:00〜(25分)〜四ノ池15:25〜(25分)〜継子岳15:50〜(25分)〜飛騨頂上16:15〜(1時間20分)〜濁河温泉17:35
トータル8時間10分。
雨が上がるのを待って遅めに入山したため、下山も遅れて日没後になってしまいました…
最高点の剣ヶ峰には登れませんが、それ以外は存分に歩き回ったので満足できた山行でした。
無料の駐車場。
昨日は3台だけでしたが、朝起きるとたくさん停まっていました。
この下段にも砂利のスペースがあります。
昨日のおさらいで、ドコモの電波は良好、登山口横にバイオトイレがあります。
この山域は登山届の提出が義務付けられています。
提出しなかったり、虚偽の内容を出したりすると罰則があるので気をつけてください。
ここは滝の山と言われるほど麓に滝が多いそうです。
飛騨頂上までの目安だそう。
これは反則だろw
しかし、人食いザメからの無事帰ろ。
水場と呼べる程のものではなく、地面をちょろちょろ流れているだけなので、本当に困った時のお助け水ですね。
ここは小坂口の登山道と外輪山の交わる点だそうで、特に高いところにあるわけではないです。
営業中で宿泊もできるそう。
実は飛騨頂上に出てからというもの寒風が吹きすさび、かじかむ手でやっとこさ撮影しています。
お昼前だけどまだお腹空かないので、先へ進みます。
とりあえず目の前の摩利支天山に登る。
浅間山を思い出します。
北アのより警戒心が強いのか、登山道をテコテコ逃げて行く。
分岐まで引き返して来ました。
いよいよ剣ヶ峰方面に向かいます。
ニノ池までは行けるはず。
宿泊目的では使うなと書いてあります。
…ダメだ、市販品の劣化にしかならないw
工事の人が作業をしていました。
火山灰の影響でしょうか。
ここからしばらく行ったところにあるのがニノ池新館。
いつになるかわかりませんが、この先にも行けるようになれば、また登りに来たいと思います。
ここからは三ノ池、四ノ池を通り、継子岳経由で下山しようかと思います。
現時点で15時。
そろそろ下山しないとヤバい時間帯ですが、せっかくなので周回します。
ここに来て晴天。
午後の方が天気が良い予報だったけど、これほどとは。
飛騨頂上へはぐるっと帰れます。
ここだけ槍穂高みたいw
時間ないのに〜
ヘッドライトは辛うじて使わずに済んだけど、これは遭難予備軍でしたorz
今回はなんか疲れてないのに時間の流れがかなり早く感じました。
ひゅって森の仲間600円。
小さいですが内湯と露天がありました。
源泉掛け流しで、湯の出口に鍾乳石のように析出物が結晶していました。
火山地帯なので硫黄泉かと思いきや、ナトリウム・カルシウム・マグネシウムー硫化水素・炭酸水素塩泉だそうです。
鉄の味がする良いお湯でした。
次は木曽駒ヶ岳の予定ですが、しばらくは雨天続きの予報で、先が見えない状態です…
本日の出費
食費905円
入浴600円
トータル1505円