【バスで観光登山】乗鞍岳に登る【87座目】 | ミクと登る日本の山

ミクと登る日本の山

仕事を辞めて日本百名山巡りの旅!
2017/4/8に出発。
2017/11/17に完登しました!

出し物しなきゃいけないのに何も考えてなくて自分の番をハラハラしながら待っている夢を見ました。

たまに変な悪夢見ますよね^^;
 
朝から雨がパラパラ降っています。
道の駅でどうするか1時間ほど考える。
雨はさほどではないけれど、風がやや強い。
天気予報によると今日からしばらく雨が続くらしい。
…ええい、行ってしまえ!
雨の中歩くよりも、登らずに時間を潰す方が苦痛です。
 
というわけで雨ですが、北ア最後の百名山、乗鞍岳に登ります。
 
 
 
〈ミクメモ〉
乗鞍岳(のりくらだけ)は長野県、岐阜県にまたがる北アルプスの山。
乗鞍岳という山はなく、23の峰々と12の池からなる山域の総称で、最高峰は剣ヶ峰3026m。
活火山とされているが、噴気等の活動はない。
山名の由来は、山体が馬の鞍に似ていることから。
長野県、岐阜県の双方から標高2702mの畳平までバスで来ることができる反面、マイカーでの乗り入れが規制されている。
登山は上記の畳平から登るのが一般的で、剣が峰まではCT1時間半ほど。
 
 
 
今回は長野県側の乗鞍高原からシャトルバスで畳平へ行き、そこから剣ヶ峰へ登りました。
昼食後、バスの待ち時間の間に魔王岳にも登りました。
 
畳平11:55〜(30分)〜富士見岳12:25〜(20分)〜肩の小屋12:45〜(25分)〜蚕玉岳13:10〜(10分)〜剣ヶ峰(乗鞍岳山頂)13:20〜(1時間5分)〜畳平14:25〜(昼休憩35分)〜登山再開15:00〜(10分)〜魔王岳15:10〜(15分)〜畳平15:25
トータル3時間30分
 
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乗鞍高原観光センターです。
標高高いからこの時点で紅葉が綺麗だ。
広い無料駐車場はガラガラです。
この天気だからね。
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この建物の右側にシャトルバスの受付があります。
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10時直前に着いて、10時の便には間に合わなかったので、次の便まで周囲の散策をします。
観光センターから車で4分ほどの所にある善五郎の滝。
紅葉の名所らしいです。
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林を抜けていくと
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怖い注意書き^^;
雨の日なんかは特にね。
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おお、なかなか良いよ。
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説明書きあるけど、実は時間の計算ミスって、この時点で時間ギリギリ^^;
ピューっと帰ります。
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滑り込み乗車!
この便も逃したらさすがに厳しいからな^^;
畳平行き往復2500円。
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畳平までは片道50分。
菓子でも食いながらのんびり行きましょ。
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しゅっぱーつ!
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添乗員さんも乗っていますが特にしゃべるわけでもなく、静かに進みます。
機械のアナウンスがバス停の地名を淡々と解説する感じ。
 
高度を上げるとガスガスに。
これは楽しい山行になりそうだ…
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畳平へ到着。
バス停も特別仕様になっているそうです。
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自動車道の最高地点でもあるそうです。
ちなみに国道の最高地点は長野、群馬県境の渋峠。
草津白根山に行く時に通りましたよね。
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ここからスタートですね。
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ガスが濃すぎて、まだ山道でもないのに進行方向がまったくわからん!
GPSを見ながら進みます。
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トイレがありました。
ここは無料。
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乗鞍岳、火山なんですね。
これ見るまで知らなかった。
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砂利道を進むと
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バス停。
その名も「標高2716m」。
畳平の1つ手前のバス停で、標高は畳平よりも高いです。
畳平と合わせて標高日本一のバス停になっているそう。
こちらも特別仕様で、雷鳥のデザインですね。
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ここから山道に。
左は富士見岳経由、右は巻道。
せっかくなので、富士見岳登りましょう。
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火山の噴石と軽石の登山道を登って行く。
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ほい。
標柱と大きなケルンがありました。
視界ゼロは当たり前です。
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下って巻道と合流。
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前から車が来てびっくり。
東大研究所の車両でした。
宇宙線観測所があるらしい。
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しかし合成写真のような白さの背景ですねw
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アスファルトの隙間から生えている、ど根性イワギキョウ。
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肩の小屋。
看板の文字色がミクミクしい。
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レトロな感じの小屋です。
トイレあるそうだけど、こちらはチップ制の模様。
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ここからいよいよ剣ヶ峰へ。
いよいよったってまだ50分しか歩いていないんだけどw
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ここから意外とゴイゴイ登って、思ったよりキツかった。
観光登山のつもりだったから心構えの問題かな。
あとテンションもね^^;
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白っぽくなってきた。
そろそろかな?
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登頂!
と思いきや、なんか違う。
この時点ではかすれて読めなかったけど、蚕玉岳って書いてあります。
剣ヶ峰の前衛峰のようです。
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そこからしばらく行くと看板。
この先ですね。
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頂上小屋です。
宿泊はできず、飲み物やお土産の販売のみのよう。
眺めていると小屋のおばさんがヌッと出てきて、気をつけて登ってね、と声を掛けてくださいました。
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後は道伝いに登るだけ。
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歩五十踏破の碑とありました。
誰かが五十回登ったのかな?
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登頂!
ありゃ、こっちは裏側だ。
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はい、今度こそ登頂。
なかなか写しにくい標柱です^^;
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乗鞍本宮のお社。
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入り口には立派な鳥居も。
こっちから登ってくるべきでしたね^^;
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風に霧雨に、とてもご飯食べられる環境ではないので、お腹減りましたが頑張ってバスターミナルまで下山します。
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これが東大の宇宙線観測所のようです。
立入禁止とあったので遠景のみ。
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富士見岳の巻道を帰っていると、雷鳥が2羽。
片方の足にテープをしてあったので、監視しているのでしょう。
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ミクさんとのツーショットに成功?
これ以上近づくとテコテコ逃げてしまうのでこれが限界。
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鶴ヶ池、辛うじて見える。
わかっちゃいたけど、ガスの日は楽しみ半減だな^^;
ライチョウはガスだから出てきたのかもしれないけど。
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お昼はバスターミナル隣の銀嶺荘の食堂で。
鶏ちゃん定食1200円です。
飛騨の郷土料理の鶏ちゃん、一度食べてみたかったのでちょうど良かった。
けど、焼きながら食べてくださいと半ナマの状態で出てきたので、空腹の状態では辛かったw
味噌醤油ベースのタレで、結構しっかり味でした。
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せっかくなので最終の16時までゆっくりしようかと。
ターミナル近くの魔王岳にも登ってみることに。
名前が良いよね。
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山ってより公園?
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山頂広場。
名前も園地だし。
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と思いきや、その先に道があった。
山頂はまだ先か。
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ここですね。
同じタイミングで登りだしたおじさんたち、気付かずに園地で降りちゃったよ。
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この山頂の先にも道があるんですよね。
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行き止まりと言いつつもまだまだ行ける。
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ありゃ、ここまでか。
てっきり地図上の恵比寿岳まで縦走できるかと踏んだんだけど。
まぁ今回はここまでですね。
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乗鞍本宮、バスターミナルの横にもあったのか。
霧で気づかなかった。
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ターミナルの地下一階は自然資料館になっていたので時間つぶし。
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体が冷えたのでソフトクリームで気合いを入れるw
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そうして16時のバスで帰還しました。
帰るときまで真っ白しろ。
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お風呂は観光センターすぐ側の、湯けむり館720円。
日帰り温泉で21時までやってます。
硫化水素型の単純硫黄泉の源泉掛け流しで、内湯と露天がありました。
洗い場も綺麗でした。
ピザやパスタを出すお洒落な食堂もあるようです。
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その後は道中にあった道の駅風穴の里で車中泊。
北アも無事終えられてホッとしました。
後は御嶽と中央アルプス、あと南アですね。
ここから先楽な山は無いので、どこまでやれるかですね。
実は左足に続き、右のくるぶしが原因不明で腫れています。
90座目近くにして、いよいよガタがきたか…
もうちょっとだけ付き合ってくれないかな。
とりあえずはこの雨の間、休めて様子見したいと思います。
 
 
本日の出費
食費1990円
入浴720円
バス2500円
トータル5210円