おはようございます。
まさにファッ!?という感じですね。
昨日の悪い予感が的中し、テントに入ってから雨が降ってきました。
さらには22時頃だったかな?
雷まで鳴り出す始末で^^;
昨日はあんなにはっきり見えていた剱岳もこの有様ですよ…
現在は霧雨が降り続いています。
ヨコバイ直後にハシゴの大下り。
じゃあこの雨はどこからやって来たの?と。
ダラダラと待ってみましたが、雨が止む気配がないので、とりあえず動いてみます。
〜ミクメモ〜
剱岳は富山県にある北アルプス立山連峰の2999mの山。
日本国内で一般登山者が登る山のうちでは危険度の最も高い山とされる。
登山道は室堂から別山尾根を通り剱山荘、一服剱、前剱を経て登るもの、早月尾根を登るものがある。
他に岩峰の縦走や雪渓を詰めるルートがあるが、一般的ではない。
うーん、行くか止めるか…
でも1日待機しても晴れる保証はないしなぁ。
とりあえず山荘まで行ってみるか。
ビショビショのテントが少しでも乾くのを期待して、張ったままアタックザックのみで行きます。
この山域じゃ山荘から山荘まで行くのもゴロゴロの道で一苦労。
まぁ、特に何もしないのですが。
霧雨でウェットな岩場。
ザラザラした岩で、靴のグリップは効くんだよな。
一服剱、過ぎちゃったようです。
って踏ん切るためにダラダラとここまで歩いて来たのですがw
てか渋滞。
いつもなら喜んで行かせてもらうが、今日ばかりは丁重にお断り。
長い鎖場はありましたが、ここまでは何とか平気でした。
ガスも相まってすごく心細い。
てか登山道わからなくてしばらくウロウロしたw
二度見しました。
突如現れた、今までと全然レベルの違う鎖場。
カニのヨコバイかと思いましたが、違う普通のトラバースでした。
やっとこさ登ったら、間髪入れず急降下でした。
こんなんただの壁じゃないですか!!
登り始めてからは意外と冷静になりましたが、足だけがガクガクと震えています。
4人がロープで繋がっていました。
登頂!
こんなに体力と精神、両方削られたのは久々だ。
あと実はおちっこがヤバいんだ。
北アルプス三大急登こと、早月尾根との分岐。
こちらからだと難所は無いけれど、高低差2000m超を一気に登らねばなりません。
前に話した人が言っていたけれど、日帰りで12時間かかったそう。
さて、帰りにはカニのヨコバイという難所があるんだ。
登山の事故は下山時に多いって言いますもんね。
ここは慎重に…
どちらかと言えば、タテバイ、ヨコバイより、
何でもない鎖場の下りの方が怖かったです。
この辺は個人の感覚かな。気が休まるヒマがありません。
地図では見ていたけど、まさかこんな場所にあるとは…
もちろんボットンで、掃除に来れないので綺麗に使ってくださいと書いてありました。
霧雨も下りの途中で止み、テントもあらかた乾いたようです。
剱岳ですが、ここからの往復で5時間近くかかりました。
やはり慎重に行ったのもありますが、渋滞で思い通りに動けないのが大きいですね。
今日はできませんでしたが、早立ちが基本だと。
今頃になって顔出し始めやがってw
こっちも色とりどりに紅葉していますw
みくりが池温泉700円。
ここはあの白馬鑓温泉を抑えて、標高日本一の温泉だそうです。
硫化水素泉の白濁した温泉です。
適温の大浴槽と熱めの小浴槽があります。
何より、この高所なのにシャンプーソープがあるのに驚きです。
ここの温泉でブルーベリーのソフトクリームを食べてまったりした後室堂まで帰還。
15:40発のバスに乗り帰りました。
ご飯はせっかく富山に来たので、富山ブラックラーメン。
支店ですが、西町大喜という老舗らしいです。
前にご飯と食べるべしと読んだので、ラーメンの小(並)750円とライス160円を注文。
噂に違わず、黒くてしょっぱくてパンチのあるラーメンでした。
特にメンマが塩漬けかってほど塩辛くて、ご飯が無ければ完食は厳しかったかもしれません。
もともとおにぎりやドカベンを持った肉体労働者の為に考えられたラーメンだそうなので、夏場の汗ダラダラの登山の後にはもってこいかもしれません。
その後は大移動はしんどいので、富山の海端の道の駅に来て車中泊します。
明日はこの辺ぶらぶらした後、長野へ戻るかな。
本日の出費
食費1593円
入浴700円
トータル2293円