【1泊2日白馬三山周回】白馬岳に登る(Part.1)【73座目】 | ミクと登る日本の山

ミクと登る日本の山

仕事を辞めて日本百名山巡りの旅!
2017/4/8に出発。
2017/11/17に完登しました!

雨が先延ばしになり、金曜、土曜は晴れになりました。
ここはどうしても山に登りたいと思い、準備不足ではありましたが、白馬岳に突っ込んで来ました。
 
〜ミクメモ〜
白馬岳(しろうまだけ)は長野県、富山県にかけてまたがる、北アルプスの2932mの山。
東側の谷筋には日本最大の白馬大雪渓がある。
大雪渓上部は有数のお花畑になる。
杓子岳、鎚ヶ岳と合わせて白馬三山と呼ばれる。
 
 
(1日目)
猿倉山荘11:05〜(45分)〜白馬尻小屋11:50〜(昼休憩30分)〜登山再開12:20〜(2時間)〜緊急避難小屋14:20〜(30分)〜村営頂上宿舎14:50〜(テント設営・休憩50分)〜登山再開15:40〜(25分)〜白馬岳山頂16:05〜(40分)〜村営頂上宿舎16:45
トータル5時間40分
 
(2日目)
村営頂上宿舎5:40〜(55分)〜杓子岳6:35〜(50分)〜鎚ヶ岳7:25〜(1時間25分)〜白馬鎚温泉8:50〜(入浴休憩25分)〜下山再開9:15〜(2時間20分)〜猿倉山荘11:35
トータル5時間55分
 
 
 
※これは9/15の記事です。
 
前日群馬から頑張って長野入りしたとは言え、登山口の猿倉山荘は遠く、早朝登山は無理です。
かと言って中途半端な時間に行っても、駐車場が埋まっている可能性が高い。
なので買い出ししつつ、ゆっくり10時頃に現地入りする事にしました。
 
のんびりし過ぎ、11時になりました。
広い無料駐車場ですが、ほぼ満車。
狙い通り、早朝下山で帰った人の分が数台空いている感じ。
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登山口の猿倉山荘。
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トイレはチップ制。
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大雪渓通行時の注意が書いてあります。
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ここからスタート。
いよいよ北アの百名山編のスタートでもあります。
ついに来たかって感じだけど、今日は余韻に浸るヒマはありません。
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晴れの割にはガスっぽいです。
最近はここから大逆転ですが、今日はどうでしょうか。
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分岐です。
周回ルートなので、今日は白馬尻方面から登り、明日鎚温泉から帰って来ます。
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白馬尻小屋まではトレッキングの道らしいので、のほほんと進みます。
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9月に咲くあじさい。
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暖かい歓迎の看板。
尻小屋に到着です。
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川向いにテーブルとイスがある。
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お昼。
なんて贅沢な眺めなんだ。
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ご飯を食べたら出発。
小屋には15時までに着けとのこと。
ここからのコースタイム5時間らしいから、走れば間に合うかな。
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飛ばし気味に行きますが、哀しきかな、ここはお花の山。
目を引く花ばかりで、次々と足止めされるw
ダイモンジソウ。
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レイジンソウ。
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アキチョウジ?
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出ました、大雪渓です!
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こんなに分厚いのが残ってるんだから、雪渓と言うよりもはや氷河だよな。
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シャキーン!
久々の軽アイゼン装着。
北海道以来かな?
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とは言え、これでも溶けてきているそうで、秋道である巻道の方を進みます。
始め気付かず雪渓の方を歩いていたのはナイショw
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その巻道も終わり、ようやく大雪渓にINします。
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しっかし凄いなぁ。
ほんと大雪渓とはよく言ったものだ。
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なに、寝そべって。
ああ、大の字?
でも君がしたら尖の字になっちゃうよ。
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しかし、ここは落石の巣でもあります。
落ちてるの全部崖から落ちてきたんだよね。
歩いてる途中にもデカい音たててすぐ横に落ちて来たし。
長居は無用です。
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雪渓を離れるようです。
ザレ場の斜面より雪渓の方が歩きやすいんだけどな。
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てか花がヤバい。
今までで随一なんじゃ?
シロウマタンポポ?
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タカネシオガマ
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ミヤマクワガタ
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ミヤマオダマキ
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イワオウギ
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ミヤマカラマツ
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ウルップそうです。
終わりかけだけど。
これ見たかったんだー。
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大雪渓の先端部です。
この先の岩場を詰めて行く模様。
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大雪渓抜けても気が抜けません。
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めっさ急登。
でも他の登山者もいてひと安心。
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白馬岳じゃないけど、カッコいいのが出て来ました。
てか晴れたね!
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避難小屋。
頂上宿舎はまだかいな?
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あのガスは雲海だったのか!
これは頂上からの景色が楽しみだ。
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見えた!
けど、見えてからが遠いのは学習済み。
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山の上に似つかわしくない立派な看板。
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ここに来ての階段は堪えるぞ^^;
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2600m超え。
もう少し…
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到着!
アルプスの山はさすがにタフだな^^;
まだ頂上ですらないしw
でも頑張って15時前に来れました。
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手続きしてテント設営。一張り1000円です。
テントの数はまずまずかな。
燕ほどのカオスっぷりではないです。金曜だしね。
ついでにシュラフも干します。
足場は硬く、ペグが半分刺さるくらい。
四隅は留めずに、張り綱を岩に固定しました。
強風で有名なテン場だそうですが、今回は無風でした。
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水はタンクからもらいます。
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トイレは男女別れてはいるものの、ボットンでした。
紙はありました。
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とりあえずお疲れ様でしたー。
缶ビールの350mlで550円。
中で買ったけど、外にも自販機があって驚いたw
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山頂は割と近くなので行ってみます。
せっかくいい天気だしね。
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気になってたけど、上にも大きな建物があるんだよね。
あれはこことは別の建物なのかな?
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左のトンガリが山頂かな。
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白馬山荘とな?
大きな山荘です。
食堂の建物も別にありました。
下の宿舎より豪華そうですw
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県境らしい。
ナ「とりあえずミクさん、はんぷく…」
ミク「やらねーよ」
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お酒の力で疲れを忘れ、軽快に登って行く。
こんなことしちゃダメだってのはわかってるんだけどね^^;
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松沢貞逸のレリーフ。
日本で初めて営業小屋を作った人。
これが下の白馬山荘だそうです。
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はい、登頂!
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山頂にいた人が、宇宙を感じると言っていました。
まさにそんな感じの景色。
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哀しきはこの目で見た30%も写真じゃ表現できていないことですね。
山行く人が一眼レフとかの高いカメラ頑張って持ってくるわけだよ。
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とりあえず、一番近くてカッコいい劔岳と立山。
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右奥が槍ヶ岳、手前左が鹿島槍だと思うけど、よくわかりません。
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これは白山かな。
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明日行く杓子岳、鎚ヶ岳方面。
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できれば降りたくないほどの絶景でしたが、ご飯の用意もあるので。
 
とは言え、今日は簡単にレトルトシチューとパンです。
ロースターこのためだけに持ってきたw
その甲斐あって、パリパリのパンを食べることができました。
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寒いので夕日はパスし、早々とテントに引きこもる。
ここでアクシデント。
バッテリーが尽きかけたiPhoneを充電していると28%で充電が終わった。
モバイルバッテリーが空になったようです。
昨日半日くらい車で充電していたのですが、ほとんど溜まっていなかったようです。
もう、本体自体寿命なのかもしれません。
 
明日一日、どこまで持つでしょうか…
 
 
 
本日の出費
食費3387円
テント1000円
トータル4387円